最終型のクーパー1.3iをモデル化
近年、様々なヒストリックカーを精力的にキット化して注目を集めている、プラモデルのハセガワ。同社のこれからの新製品アナウンスとして、またもや注目のアイテムと言える完全新金型1/24スケール・キットのリリース予定が発表されたので、ここでお伝えしておこう。今年10月発売予定として発表された、「ミニ クーパー1.3i」である。
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ミニと言えば、商標権がBMWに移ってからは現在3世代目を数えるに至っているが、ここで言うミニとはもちろんクラシック・ミニ、1959年から2000年まで生産され、全世界で親しまれたあのミニである。エンジンを横置きFFとすることで、小さなボディサイズから最大限の室内空間を確保するという、革命的内容を持って誕生した傑作小型車。40年以上にわたって生産されただけに、大きな変更はないと言っても細かな改良により10ほどのタイプに大別されるが、ハセガワがキット化するのは、MK.Ⅹと呼ばれる最終型、1997~2000年のタイプだ。ご覧頂いているのは出来立ての完成見本の画像だが、いつものように徹底した実車取材による設計が行われており、その姿は実車と見まがうほど。外観、室内、シャシー裏面が再現されたプロポーションモデルであるが、エンジン前面などもパーツ化されており、メーカー自ら「実車をレストアしているような感覚が味わえ」る組み立て感覚と呼ぶのが、パーツ写真などからも納得できる。
メッキパーツはフロントグリルや前後バンパー、前後ランプ内部の鏡面、エンブレム、給油口カバー、マフラー、ドアノブ等。メーターの枠やドアミラーおよびルームミラーの鏡面はメタルインレットで再現される。ボディ成型色はホワイトだ。
また、センターメータータイプのダッシュボード、ウッドステアリング、フェンダーミラー(メッキパーツ)などがドレスアップパーツとして付属する模様。このオマケパーツには、ヨーロッパ式ナンバープレートも含まれる。
価格は3,190円(税込)、発売時期は今年10月下旬。
※画像は試作品のため実際の製品とは一部異なる場合があります。