横浜ゴムのグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」装着車が2022年SUPER GT GT300クラスでシリーズチャンピオンを獲得
横浜ゴムのグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」装着車が、国内最高峰のツーリングカーレースである2022年「SUPER GT」のGT300クラスで、シリーズチャンピオンを獲得した。同クラスでのチャンピオン獲得は2020年以来、2年ぶり。当社が提供した「ADVAN」レーシングタイヤは、優れたグリップ力と操縦安定性を武器にタイトル奪還を強力にサポートした。
【写真2枚】優れたグリップ力と操縦安定性が武器! 横浜ゴム「ADVAN」
シリーズチャンピオンを獲得したのは、近藤真彦氏率いる「KONDO RACING」の「リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R (藤波 清斗選手、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)」。開幕戦優勝や第3戦での3位獲得によりシリーズ前半でポイントをリードしたものの、サクセスウェイト(獲得ポイントに応じて課されるウェイトハンディキャップ)を背負うヘビーな戦いが続き、チャンピオン争いは、2022年11月5日(土)から、栃木県の「モビリティリゾートもてぎ」で開催された最終戦までもつれこんだ。
最終戦ではトラブルに見舞われたものの、丁寧かつ攻めの走りでシリーズを通して着実にポイントを積み重ねたリアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rはトップを守り、KONDO RACINGにとっても2年ぶりとなるタイトル奪還を果たした。なお、横浜ゴムは2022年のSUPER GTにおいてGT300クラスでは15台、GT500クラスでは2台に「ADVAN」レーシングタイヤを供給している。
横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023 (ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン。YX2023)」のタイヤ消費財事業において高付加価値商品の主力である「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。
その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「ADVAN」「GEOLANDAR」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。