ハンドリング性能が格段に向上!
ポルシェジャパンは、「ポルシェマンタイパフォーマンスキット」を、対象のポルシェ正規販売店にて販売開始した。キットの対象は、718ケイマンGT4、718ケイマンGT4 RS、911 GT3、911 GT3 Touring(911は992前期型)のGTモデル4車種。
【画像47枚】サーキット走行性能アップも頷けるそのフォルムを見る!
ポルシェマンタイパフォーマンスキットは、「ポルシェ車の性能を最適化し、サーキットでの走行性能を向上させるアップグレードキット」だという。マンタイレーシングチームは、モータースポーツの分野でポルシェと共に多くの耐久レースでタイトルを獲得してきた。
マンタイは過去四半世紀にわたってニュルブルクリンクの耐久レースにて通算54勝を挙げており、2024シーズンのFIA世界耐久選手権ではLMGT3クラスのドライバーおよびチームの両タイトルを、最終戦を待たずして獲得するなど、「最も成功したモータースポーツチームとして知られて」いるとのこと。
マンタイパフォーマンスキットは、このマンタイレーシングチームのレースで蓄積してきた専門的な知識と技術をGTモデルに採用することで、さらに走行性能をアップグレードさせるキットであるとされている。
外観は、フロントに大型のスポイラーリップとサイドフラップを装備し、フロントアクスルのダウンフォース増加を図っている。リアのウィングはよりワイドになり、ティアオフエッジ(ガーニー)を採用。マンタイのロゴが特徴的なエンドプレートも大きくなり、ウィングの迎え角も増大。
リアディフューザーのフィンは延長され、カーボンファイバー製を採用。リアホイールのエアロディスクもカーボンファイバーで、空力効率のさらなる向上を狙っている。
オプションとして、軽量ホイールセットやレーシングブレーキパッド、牽引ループのトーフックなども揃っている。
発表に先立って、ポルシェエクスペリエンスセンター東京で開催されたメディア向けイベントでは、ポルシェAGポルシェモータースポーツ eスポーツ部門 マネージャーニーナ・ブラーク氏と、コンペティション・カンパニー社 コミュニティリーダー ルーカス・ベンダー氏、そしてマンタイレーシングブランド担当 ミヒャエル・グラスル氏、同ワークショップ責任者マルティン・ヘフス氏が来日。そのうちミヒャエル・グラスル氏が、マンタいいレーシングの歴史とマンタイパフォーマンスキットについてのプレゼンテーションを行った。
当日はこのマンタイパフォーマンスキットを装着した911 GT3で同情試乗イベントを実施。助手席での印象では、非常にサスペンションが良く動き、コースのアンジュレーションがある盤面でも路面追従性が良いように感じられた。ドライブしてくれたインストラクターによると、フロントの応答性が格段に良く、コーナーでも気持ちよくノーズが向きを変えてくれるとのことだった。
このマンタイパフォーマンスキットは、トレーニングを受けた対象のポルシェ正規販売店で受注可能とのこと。キットの詳細、および対象の販売店については、下記よりご確認を。
また、木更津市に位置するポルシェのブランド体験施設、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(以下PEC東京)では、マンタイパフォーマンスキットを装着した911 GT3のドライビングプログラム「マンタイパフォーマンスプログラム」の予約受付を開始。マンタイパフォーマンスキットによる走行性能の向上を、PEC東京の2.1kmクローズドコース試乗で実感できるとのことだ。
【問い合わせ】
ポルシェコンタクト0120-846-911