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【隼エンジン搭載】英国製ピュアレーサー「ラディカル SR3 XXR」が日本上陸。2026年にワンメイクレース始動

ラディカルSR3 XXR
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ラディカル・ジャパン 代表取締役 榎本由香氏
ラディカル・ジャパン マネージングディレクター ダリル・オーヤン氏
ラディカルUKの事業開発マネージャー、クリス・プルーデン氏
右から、ラディカル・ジャパン ゼネラルマネージャー畠山修一氏、同マネージングディレクター ダリル・オーヤン氏、同代表取締役 榎本由香氏、レーシングドライバー 荒 聖治氏、同 田中哲也氏
ラディカルSR3 XXR

英国のラディカル・モータースポーツ「ラディカル」が日本に本格上陸

英国のスポーツカーメーカー、ラディカル・モータースポーツが日本市場への本格参入を正式に発表した。2025年8月20日、千葉県にある会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」で開催されたローンチイベントでは、主力モデルとなるレーシングカー「SR3 XXR」が披露され、2026年よりワンメイクレース「ラディカル・カップ・ジャパン」を開催する計画も明らかにされた。モータースポーツ愛好家にとって、新たな選択肢が生まれることになりそうだ。

【画像71枚】心臓部はスズキ「隼」。英国製ピュアレーサー「ラディカル SR3 XXR」のディテールを見る

「コミュニティごと日本へ」ラディカル・ジャパン設立の背景

ラディカル・モータースポーツは、1997年に英国ピーターバラで創業したスポーツカーメーカーだ。軽量な車体にスーパーバイク由来のテクノロジーと最適化された空力性能を組み合わせることで、スーパーカーを凌駕するほどのパフォーマンスを追求してきた。その生産台数は年間約150台、創業からの累計生産台数は3000台を超え、世界で2番目の規模を誇るレースカーメーカーとなっている。その情熱は英国に留まらず、現在は世界25カ国に34のディーラーを展開し、世界14の国と地域でワンメイクレース「ラディカルカップ」を開催している。

日本での事業展開は、ラディカル・モータースポーツと、長年国内外のレースシーンで活躍してきたクラフト・バンブー・レーシングとのパートナーシップによって設立された「ラディカル・ジャパン」が担う。

右から、ラディカル・ジャパン ゼネラルマネージャー畠山修一氏、同マネージングディレクター ダリル・オーヤン氏、同代表取締役 榎本由香氏、レーシングドライバー 荒 聖治氏、同 田中哲也氏

右から、ラディカル・ジャパン ゼネラルマネージャー畠山修一氏、同マネージングディレクター ダリル・オーヤン氏、同代表取締役 榎本由香氏、レーシングドライバー 荒 聖治氏、同 田中哲也氏。

ラディカル・ジャパン代表取締役の榎本由香氏は、自身が英国でラディカルをテストドライブした際の衝撃的な体験と、そこで触れたコミュニティの魅力に惹かれたと語る。榎本氏は次のように、日本での事業展開にかける熱い思いを述べた。
「本当は1台だけ買って、日本に持って帰ってきて、こっそり練習するつもりだったんです。だけど、そうではなくて、このコミュニティごと日本で作り、このラディカルの楽しみを共有する方と、そのラディカルの魅力について語れたらどんなに楽しいだろう、面白くなるだろうと。それがこのプロジェクトのきっかけです」

車重620kg、232馬力。ピュアレーサー「SR3 XXR」とは

その中核を担うモデルが、世界で最も売れているレーシングカーと評される「SR3 XXR」である。このマシンの最大の魅力は、その驚異的なスペックにある。車重はわずか620kg、そこに最高出力232psを発生するエンジンを搭載する。パワーウェイトレシオは350ps/トン以上にも達し、異次元の運動性能を予感させる。ベース車両本体価格は21,589,000円(税別)となっている。

心臓部となる独自の1500ccエンジン「RPE(ラディカル・パフォーマンス・エンジン)」は、スズキが誇る究極のスポーツバイク「隼(ハヤブサ)」のエンジンをベースに、ラディカルがレース用に完全自社開発したものだ。モータースポーツの過酷な要求に応えるためドライサンプ化されており、その高回転域までよどみなく吹け上がるであろうエンジンフィールには期待が高まる。

シャシーは軽量なスペースフレーム構造で、LMPカーから着想を得たという「シャークフィン」形状のセンターテールやカーボンファイバー製のエアロパーツが、強力なダウンフォースを発生させる。

ワンメイクレース「ラディカル・カップ・ジャパン」2026年開催へ

ラディカル・ジャパンでは、このSR3 XXRを主軸としつつ、入門モデルの「SR1 XXR」やターボ搭載の「SR10 XXR」も受注販売する。ターゲットとする顧客層は、プロのレーシングドライバーだけでなく、これからモータースポーツの世界でステップアップを目指す若手や、趣味としてレースを楽しむジェントルマンドライバーまで、幅広い層を想定している。

ラディカルUKの事業開発マネージャーであるクリス・プルーデン氏は、「(ラディカルのオーナーは)ただ純粋なレースカーを所有するだけでなく、ラディカル・ファミリーの一員になるのです」と述べ、速さの追求だけではない、コミュニティとしての魅力を強調した。

その哲学を体現するのが、2026年からの開催が予定されているワンメイクレース「ラディカル・カップ・ジャパン」だ。これは国内各地のサーキットを舞台に、SR3 XXRのみで競われるレースシリーズとなる。イコールコンディションのマシンで、純粋にドライビングスキルを競い合う場を提供すると同時に、参加者同士が交流し、共にレースを楽しむ「ファミリー」のようなコミュニティを日本で創り上げることを目指している。

ナンバー付きモデルの可能性は? 公道仕様にも期待

かつて、ラディカルは個人によって日本に輸入され、その一部はナンバーを取得して公道を走行できるスポーツカーとしてマニアの間で知られていた。今回、ラディカル・ジャパンによって正規輸入が開始される主力モデル「SR3 XXR」は、純粋なレーシングカーであり、現在のところナンバーを取得する予定はないようだ。しかし、かつてロータスが販売した「3-イレブン」などのように、サーキット走行を主眼に置きつつも公道走行を可能としたモデルが存在したことを考えると、将来的にそのようなナンバー付き仕様が日本で展開されることにも、密かに期待したいところである。

いずれにせよ、英国で生まれ育った本格的なレーシングカーが、レースシリーズというカルチャーと共に日本に上陸したことは間違いない。日本のモータースポーツシーンに新たな風を吹き込み、多くのドライバーにこれまで体験したことのない刺激と興奮、そして仲間との繋がりをもたらしてくれるだろう。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
フォト=竹内耕太/K. Takeuchi
LE VOLANT web編集部

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