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【速報】新型ジープ「チェロキー」世界初公開! 待望の復活は新開発1.6Lハイブリッドを搭載

ジープ新型チェロキー
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原点回帰のスタイルに次世代のパワートレインを融合

2025年8月21日、ステランティス傘下のジープ・ブランドは、米国ニューヨーク・ブルックリンにて、フルモデルチェンジを果たした2026年型「ジープ・チェロキー」を世界初公開した。先代モデルの生産終了から待望されていたこの復活は、ジープの豊かな冒険の歴史をリスペクトしつつ、未来を見据えた革新的なハイブリッドパワートレインを搭載しているのが最大の特徴だ。

【画像30枚】これが「原点回帰」したボクシースタイル。新型ジープ・チェロキーの力強いエクステリアと先進的なインテリアを写真で見る

新開発のハイブリッドで800km超の航続距離を実現

新型チェロキーの心臓部には、ステランティスが北米市場に初めて導入する新開発の1.6L 4気筒ターボハイブリッドエンジンが搭載された。このシステムは、内燃エンジンに2つの電気モーターとバッテリーを組み合わせることで、システム合計で最高出力210ps、最大トルク312Nmを発生させる。

最大の注目点はその効率性であり、複合モードでの推定燃費は37mpg(マイル/ガロン=15.7km/L)に達し、満タンからの航続距離は500マイル(約800km)以上を実現する。これにより、日常の足としてはもちろん、ジープの真骨頂である長距離の冒険においても、給油の心配を大幅に軽減することが可能となる。

ステランティスでグローバル推進システム部門を率いるミッキー・ブライ上級副社長は、「この新しいハイブリッドパワートレインは、電動化された力強さと安心の航続距離で、日々の冒険に必要な全てのパフォーマンスを提供します」と自信を見せた。このパワートレインは、ミシガン州にあるステランティスのダンディーエンジン工場で生産される。

伝統とモダンが融合したデザイン、室内空間も大幅に拡大

エクステリアデザインは、ジープが長年培ってきたSUVの伝統に立ち返りながら、現代的な解釈を加えたものとなっている。先代モデルと比較してより長く、高く、そして幅広くなったボディは、かつてのチェロキーを彷彿とさせる、よりボクシーでアップライトな力強いシルエットを特徴とする。

フロントマスクには、ブランドの象徴である7スロットグリルを中央に配置し、その両脇にはU字型のデイタイムランニングライトが印象的な、角張ったLEDヘッドライトが採用された。リアデザインも同様に、ジェリカン(燃料携行缶)にインスパイアされたというユニークなテールライトが、ジープならではの個性を際立たせている。

インテリアは、「アクティブ、プレイフル、プラクティカル、プログレッシブ」という4つのテーマを基に設計された。操作系には新たにロータリー式のギアセレクターが採用され、センターコンソール周りの収納スペースを拡大している。室内空間は大幅に広がり、特にカーゴスペースは先代モデル比で30%も増大した。これは、後部座席を倒した状態で大型の犬用ケージを追加で積載できるほどの広さである。

また、最上級グレードの「オーバーランド」には専用のパーフォレーション(穴あき加工)が施されたシートが用意されるなど、素材の質感も高められている。さらに、非レザー素材やリサイクル素材のフロアカーペットを採用するなど、サステナビリティへの配慮も示されている。

最新テクノロジーと安全装備を標準でフル装備

2026年型チェロキーは、先進的なテクノロジーと安全装備が全てのグレードで標準装備となっている点も大きな魅力である。運転席には10.25インチのフルカラーデジタルインストルメントクラスター、そしてセンターにはワイヤレスのApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応した12.3インチの大型インフォテインメントスクリーンが鎮座する。このスクリーンには、ジープブランドが誇る最新の「Uconnect 5」システムが搭載されている。

安全装備も充実しており、歩行者・自転車検知機能付きの自動緊急ブレーキ、交差点衝突回避支援、ブラインドスポットモニタリング、眠気検知機能などが標準で備わる。さらに、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を備えたレベル2の運転支援システム「アクティブドライビングアシスト」も全車標準となり、長距離ドライブでのドライバーの負担を軽減する。

コネクテッドサービスも強化され、OTA(Over-The-Air)アップデートやスマートフォンアプリからの車両操作、自動SOSコールなどが10年間無償で利用できる「Connect One」パッケージが標準付帯する。

優れた燃費性能や快適装備を備えながらも、新型チェロキーはジープブランドの核心である伝説的な4×4性能を一切妥協していない。全車にリアアクスルディスコネクト機構付きの「Jeep Active Drive I」4×4システムを標準装備し、路面状況に応じて4つの走行モード(オート、スポーツ、スノー、サンド/マッド)を選択できる「セレクテレイン」トラクションマネジメントシステムも搭載する。

オフロード性能の指標となるアングルは、アプローチアングルが19.6度、デパーチャーアングルが29.4度、ブレークオーバーアングルは18.8度を確保。最低地上高も8インチ(約203mm)あり、厳しい路面状況でも高い走破性を発揮する。

新型チェロキーのグレード構成と価格

北米市場では、エントリーレベルの「チェロキー」を筆頭に、「ラレード」、「リミテッド」、「オーバーランド」の4つのグレードが設定される。車両価格は、1,995ドルのデスティネーションチャージを含み、ベースモデルが36,995ドルから、ラレードが39,995ドル、リミテッドが42,495ドル、そして最上級のオーバーランドが45,995ドルと発表された。

販売開始は2025年後半からで、まずリミテッドとオーバーランドがディーラーに到着し、ベースモデルとラレードは2026年初頭に続く予定である。生産はメキシコにあるステランティスのトルカ組立工場で行われる。

ジープ・ブランドのボブ・ブローダードーフCEOは、「2026年型ジープ・チェロキーは、現代のミッドサイズSUVがどうあるべきかを再定義するモデルです。我々の新しい効率的なハイブリッド推進システムを搭載し、北米最大の車両セグメントで我々の地位を取り戻すために作られました」と語った。アイコニックなブランドヘリテージと最先端のハイブリッド技術を融合させた新型チェロキーが、世界のミッドサイズSUV市場に新たな基準を打ち立てることは間違いないだろう。日本市場への導入にも期待したい。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
LE VOLANT web編集部

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