フェラーリは5月5日から9日まで、創立70周年を記念したイベント「カバルケード・クラシケ 2017」を開催した。
それはまさに“旅するフェラーリ展覧会”
世界70カ国から新旧70台のフェラーリが参加したこの特別なイベントは、イタリアの芸術や歴史、料理などを堪能しながらトスカーナの地を巡るグランド・ツーリングを敢行するもの。
ヴェルシリアのビーチを起点に、ピサやルッカ、そしてモデナなどの芸術都市、レーリチの漁村、ピエトラサンタといった歴史のある町、さらにアプアネ・アルプスなどの山々を経由、最後にフェラーリの本拠地であるマラネロへ。
イベントに参加した車両は、フェラーリの歴史のを語る上で重要なモデルの数々が含まれていた。「340ミッレ・ミリア」、「250SWB」、「250ル・マン」、「250ツール・ド・フランス」、「500TR」、「860モンツァ」といったモデルだ。これまでにない“旅するフェラーリ展覧会”は、70年を迎えたフェラーリを賞賛するとてもユニークな機会となった。