ポルシェデザイン、俳優オーランド・ブルームとの共同デザインによる限定カプセルコレクションを発表
ポルシェデザインは2026年2月25日、俳優であり熱狂的なポルシェファンでもあるオーランド・ブルームと共同デザインした新たなカプセルコレクションを発表した。スポーツカーのDNAに着想を得たポルシェデザインの機能美と、ブルーム自身のパーソナルなスタイルを融合させた特別なラインナップとなっている。展開されるのは、限定モデルのフード付きレザージャケットと、ポルシェ911タルガをオマージュした新作サングラスである。
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開発の背景とオーランド・ブルームの情熱
2025年よりポルシェデザインのブランドアンバサダーを務め、自身もポルシェのコレクターであるオーランド・ブルームは、今回のプロジェクトにおいて単なるコレクションの顔にとどまらず、アイデア出しの段階から深くプロセスに関与した。
ブルームは、ポルシェの名を冠するに真にふさわしい製品を共同で創り上げることは名誉かつ挑戦であったと振り返り、この創造的な過程が新たな自己表現の手段になったと語っている。両者が目指したのは、デザインを愛し機能を求める人々に向けた、個性を主張するこだわりのアイテムの創出である。
911タルガの哲学を継承したアイウェア
コレクションの目玉のひとつであるサングラス「P’86007」は、2025年に登場したシールドスタイルのアイウェア「911 Targa P’8954」を斬新に再解釈した画期的なモデルである。ポルシェ911タルガの象徴的なロールバーに対する大胆なオマージュとして、乗員を守るというスポーツカーの安全思想をアイウェアの設計に応用しているのが特徴だ。レンズを保護する革新的なフロント構造を取り入れ、デザインの概念をさらに押し広げている。軽量なチタン製のフロントフレームがレンズシールドを完全に包み込み、前方への広がりを持たせた造形は印象的なカットアウトによって強調され、最大限の快適性と保護性能を両立させている。
ポルシェデザインの創設者であるF.A.ポルシェが残した、デザインとは単なるアートではなく洗練された機能美であるという哲学は今も息づいている。このサングラスには、悪天候や眩しい光のもとでも、長距離ドライブにおける安全でリラックスした視界を約束する革新的なレンズテクノロジーであるVISION DRIVEが採用された。バリエーションは、チタンとブラックのフレームにグレーレンズ、ゴールドとオリーブグリーンにブラウンレンズ、ブラックとパラジウムにブルーミラーレンズを組み合わせた三つの仕様が用意されている。すべての製品には、オーランド・ブルームからのメッセージが添えられたグリーティングカードを含むプレミアムパッケージが付属する。
日常とスポーツを融合したステートメントピース
もうひとつの注目アイテムは、オーランド・ブルームがデザインを手がけた限定モデルのフード付きレザージャケットである。高級なブラックの撥水レザーを使用し、彼自身のスポーティでカジュアルなスタイルを反映したオーバーサイズのシルエットを採用している。日常的な使いやすさを考慮してリバーシブル機能も備えており、ファッショナブルなカッティングと相まって非常に汎用性の高い一着に仕上がっている。
ディテールへのこだわりも深く、フロントのツーウェイジッパーや、裾、袖、フードに設けられた調節可能なコードストッパーなど機能面も充実している。左袖にはさりげないポルシェデザインのロゴが、右袖にはオーランド・ブルームとの共同ロゴが配置され、特別感を演出している。さらに袖下の通気口にはジッパーを備え、パンチングレザーを使用することで着用時の快適性を最大限に高めている。ブルームはポルシェデザインチームの細部への徹底したこだわりに感銘を受けたとし、妥協のない本物のスタイルと個性を体現するプロダクトが完成したことに誇りを示している。
【ル・ボラン編集部より】
ポルシェデザインのプロダクトには、常にF.A.ポルシェの「機能こそが美」という哲学が宿っている。今回のオーランド・ブルームとの共作も、単なる著名人とのコラボに留まらない濃密な仕上がりだ。特に911タルガを再定義したアイウェアは、安全と美学を両立させたロールバーの流儀をプロダクトへ見事に落とし込んでいる。正直、俳優の名を冠することに装飾的な懸念を抱く向きもあろうが、細部の機能性に妥協はない。ポルシェという系譜を日常でも纏いたい趣味人にとって、これは真価を問うコレクションといえる。
【画像6枚】オーランド・ブルームの感性とポルシェの機能美が融合。共同デザインによる限定コレクションの全貌を見る








