コラム

PR

究極の造形美を叶えた金型鍛造。アドバン・レーシング「RZ-F3」と大径19インチ「GTビヨンドR」の圧倒的プレゼンス【2026 サマータイヤ&ホイール バイヤーズガイド】

アドバン・レーシングの鍛造ホイール「RZ」と「GT」の新モデルがデビュー!

アドバン・レーシングは常にスポーツホイールの理想像を追い求めてきた。その思想を色濃く感じさせる新作が、東京オートサロン2026で公開された。フラッグシップである鍛造モデルを通して、ブランドの意思と意地を紐解く。

【画像12枚】東京オートサロン2026でベールを脱いだアドバン・レーシングの最新鍛造モデルの詳細を見る

最新鍛造モデルにブランドの矜持が宿る

そこにスポーツカーが存在する限り、アドバン・レーシングの進化が止まることはない。それを如実に示してくれたのが、東京オートサロン2026だった。フラッグシップに位置する鍛造モデルに新作が登場した。
まず注目したいのはRZ-F3だ。ブランド初の鍛造モデルとして登場したRZ-DF、その後のRZ-DF2で表現される10本スポーク(2×5のツインスポーク)を、さらに新解釈したモデルである。「D=ディープリム」を主張するのではなく、スポークをリムエンドいっぱいにまで伸ばしたフルフェイスデザインを持つ。リムエンドの段付き形状をはじめ、スポークとリムとの接合部、エッジの立てかた、サイドカットの処理など、見る角度によって幾多もの表情を見せる造形が特徴的だ。これを金型鍛造製法で成立させたところに、彼らの技術力が光る。3つ用意される色味も高級感があって美しい。ロゴ以外の切削加工を最小限にとどめたことで、有機的なフォルムがいっそう際立つ。

岡山の老舗チューナー「オリジナル・ランデュース」が製作したGR86は、VARIS製GTフェンダーによって8mmワイド化された勇ましい姿が特徴だ。そこに9.5J×18インチのRZ-F3(ハイパープラチナブラック&ダイアモンドカット)が組み合わされた。

いっぽうでブランドの代名詞となったGTシリーズも進化を続ける。R35GT-Rのサーキットアタック用に焦点を当てた「GT Premium Version」、ポルシェ専用設定としてラインナップを築いた「GT for PORSCHE」など、国産、輸入車を問わず幅広く支持を集めるモデルだ。基本骨格はスポーツホイールの王道である5本スポークながら、細部にまで作り手のこだわりを詰め込んだ設計手法と、結果として生み出される色気が、ファンの心を捉えて離さない。
ここにあるのは、2025年に登場したGTビヨンドRだ。GTビヨンドで採用した樽型形状のバレルリムを用いながら、アウターリムに段差を設けたステップリム形状となる。初陣となった18インチに続き、これは新たに設定された19インチだ。大径化を遂げたことで力強い5本スポークと、ステップリムによる奥行きが際立つ。

国内トップチューナーであるHKSは、アドバン・レーシングに全幅の信頼を寄せる。このシビック・タイプRは、HKS製ボディキット(タイプS)を装着し極限までローダウン。それを10.0J×19インチのGTビヨンドR(マシニング&ダイアモンドカット)が支える。

金型鍛造製法は、デザインの自由度や、サイズ展開の面で制約が多いとされてきた。しかし、アドバン・レーシングにとって、それは限界ではない。技術と感性を総動員し、微細な設計変更を積み重ねながら着実に前進を続ける。その姿勢は、厳しい環境下でも高性能スポーツカーを生み出し続ける自動車メーカーの意思と共鳴するものだ。しかもここに組み合わされたGR86やシビック・タイプRは、いずれも日本が育んだトップチューナーのデモカーである。彼らに選ばれ、足もとを託される存在であり続ける限り、アドバン・レーシングは常にベストアンサーを提示し続けていく。
【画像12枚】東京オートサロン2026でベールを脱いだアドバン・レーシングの最新鍛造モデルの詳細を見る
■問い合わせ先=YFC https://www.yokohamawheel.jp/

フォト=篠原晃一 K.Shinohara
中三川大地

AUTHOR

1979年生まれ。自動車雑誌の編集部勤務を経て25歳で独立。以後、フリーランスのモノ書き、ジャーナリストとして活動する。「姿、技術、時流、考えかた」などを堅実かつ独自の切り口で表現、考察する。正確性を追求しながら、文章の表現形式に「スタイル」を貫き、わかりやすくおもしろい表現にこだわる。輸入車、国産車問わず、アフターパーツやカスタム、モータースポーツに関する造詣が深い。

注目の記事
注目の記事

RANKING