LE VOLANT モデルカー俱楽部

伝説のAMGワイドボディを最新3Dパーツで構築! ベースは名作・タミヤ「500SEC」【AMG 560SEC 6.0をタミヤ製プラモ+3Dプリント部品で制作】第1回《LE VOLANT LAB》

ノーマルだけで満足できずに、おかわり!

これまでも多くの車種についてプラモデル制作の詳細をお伝えしてきた当「ル・ボランWeb」だが、今回から560SEC 6.0 AMGの制作をお見せしていくこととする。2025年に久々に再販されたタミヤ製500SECをベースに、MM Labs製ワイドボディ・キット(3Dプリントパーツ)を組み合わせて仕上げてみようという趣向だが、まずは、制作を行うプロモデラー・北澤志朗氏に、その狙いなどを語っていただこう。(編集部)

【画像8枚】本文を読んでから続きの工作内容を確認しよう!

初リリース当時は珍しかったフル再現キット

先ごろタミヤから久々に再販されたメルセデス・ベンツ500SECは、同社の1/24スポーツカーシリーズの29作目にあたる。1982年に発売された同社初のフルディテール・ディスプレイモデルだ。

当時の我が国の自動車プラモデルは、まだモーターライズ(走らせて遊ぶ組立式玩具)が主流だった。タミヤの1/24キットも、これ以前の製品はすべてモーターライズだったので、完全なディスプレイモデルとしてリリースされたSECは当時、模型界で大きな話題となった。

タミヤ製1/24スケール・プラモデル「メルセデス・ベンツ500SEC」。2025年7月に再販され、2026年5月現在も店頭で購入可能だ。このキットをベースに、SEC 6.0 AMGワイドボディを作る。

今回の再販では新たに室内のシート模様を再現するデカールが追加されたが、それ以外の内容はリリース当時と変わらない。W126系SEC(C126)の初期型で、14インチのカバー付きスチールホイールを履いた仕様を再現している。ボディは流麗なスタイリングを見事にスケールダウンしており、エンジンやシャシーのディテールも精密だ。

ボディとシャシー。フロントフードは脱着式、前後バンパーは別部品。

14インチ・スチールホイールにエアロカバーを装着したベーシックな仕様が再現されている。

整然とパーツが並べられたランナーはいかにもタミヤらしい雰囲気。

今回の再販では新たにデカールが追加されたが、それ以外のキット内容は当時と変わらない。

私は今回の再販キットを、某模型専門誌の記事用に制作したが、1980年代の国産キットとしては非常に優れた内容で「タミヤは昔からタミヤだった」と再認識させられた。

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北澤志朗

AUTHOR

カーモデルを中心に模型専門誌で活躍するプロモデラー。実車に対する深い造詣に裏打ちされた作品・解説で幅広く支持を得ている、この道30年以上のベテラン。過去には模型店を経営していたことも。

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