WRX S4からBRZへ。SUBARU TEAM ARAIの新たなる挑戦
全日本ラリーのJN-1クラスに、新井敏弘率いるSUBARU TEAM ARAIが新たな競技専用マシンを投入した。FRのBRZをベースに、2.4Lターボと4WDシステムを搭載した「SUBARU Boxer Rally spec.Z」である。市販化予定のないこの“魔改造”マシンは、初陣でどのような走りを見せたのか。強豪Rally2勢に挑むスバルの新たなる挑戦と、実戦で見えた課題を徹底解剖する。
【画像12枚】Rally2勢に挑むスバルの新兵器! 4WD化された競技専用「BRZ」の勇姿と魔改造ディテールを見る
WRCマシンがひしめくクラスに挑むスバル競技専用車両
全日本ラリーのJN-1クラスには、GRヤリス Rally2やシュコダ・ファビア Rally2といった、WRCをはじめ世界中で活躍するRally2マシンが数多く参戦しています。そんな中で大きな注目を集めたのが、新井敏弘率いるSUBARU TEAM ARAIです。
同チームはこれまでWRX S4でJN-1クラスに挑んできましたが、車両の成り立ちやパッケージの違いもあり、Rally2勢を相手に苦しい戦いが続いていました。そこで2026年5月初旬の第3戦「YUHO Rally 飛鳥 supported by トヨタユナイテッド奈良」から投入されたのが、「SUBARU Boxer Rally spec.Z(スバル ボクサー ラリー スペック ゼット)」。
BRZをベースに大幅な改造を施した魔改造とも言える車両で、実物を見た瞬間に「これは速そう!」と感じました。WRCへの参戦や市販化を望む声もあるけれど、どちらも予定は無し。WRCはレギュレーションに合致しないし、スバルからも「全日本ラリーへの参戦を目的とした競技専用車両」と発表されています。
2.4Lターボ+4WD化! 軽量・低重心がもたらす圧倒的ポテンシャル
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