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伝統のトリムが現代に蘇る。新型ジープ・ラングラー「ラレード」発表、本物志向を貫くタンカラー幌の誘惑

待望の「タンカラー」トップも復活

Jeep(ジープ)ブランドは米国で2026年7月12日(現地時間)、「Twelve 4 Twelve Wrangler」シリーズ第9弾となる2027年モデルの「Jeep Wrangler Laredo(ジープ・ラングラー・ラレード)」を発表した。

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85周年記念、12種類の限定モデルのひとつ

「Twelve 4 Twelve Wrangler」は、ジープ誕生85周年を祝い、1年間を通して毎月ひとつ、ラングラーの限定版モデルを発表していくというもの。その中で今回のラレードは、ジープの歴史において最も象徴的なネームプレートのひとつを復活させたものであり、1980年代を通じて同ブランドのイメージ形成に寄与したトリムからインスピレーションを得たものだという。

伝統に根ざしたスタイルと、「ラングラー・ウィリス」で実証済みの「Trail Rated」の悪路走破性を融合させたこのラレードは、2ドアと4ドアのふたつのモデル構成で展開される。

「ラレード(ラレド)」はアメリカ・テキサス州の国境の街の名であり、その無骨な精神にインスパイアされたという新型ラングラー・ラレードは、ヘリテージカラーや大胆なグラフィック、ブロンズのアクセント、そして待望のタンカラーのソフトトップが復活したことにより、独自の個性を確立。

エクステリアには専用のゴビ・アクセントグリルや、過去のアーカイブデザインから着想を得たとされるラレード専用フードデカール(センターおよびサイド)、クラシックなストライプを現代的に再解釈したボディサイドデカールが施されている。

さらに、投げ縄スタイルのリア「4WD」デカールや、ブロンズの牽引フック、同じくブロンズアクセントの「Jeep」および「Trail Rated」バッジを装備した。トップ部分は、タンカラーのソフトトップのほか、4ドア専用のスカイワンタッチパワートップや、両モデルで選択可能なブラックハードトップも用意。

走行性能の面では、ラングラー・ウィリスをベースに、オフロードでのトラクションや最低地上高、耐久性を高めるという「Xtreme 35パッケージ」を標準装備。これはブロンズのビードロック対応ホイールと35インチのBFGoodrich KO2タイヤを含み、1インチのリフトアップと相まって、伝統と悪路走破性の両立が図られている。最大3,500ポンド(約1トン)の牽引能力を持つトレーラーヒッチもオプションで選択可能だ。

なお、このデザインは今年の「イースター・ジープ・サファリ」でコンセプトモデルとして発表され、Jeepファンの注目を集めたものでもある。市販モデルはその姿を驚くほど忠実に再現しており、トレイルで人気を集めたデザインをショールームへと送り出す同ブランドの手腕を示していると言えよう。

インテリアは、エクステリアのアーストーンと呼応するような上質な素材とコントラストによって、温かみのある空間としての仕上げが目指されている。バイソンブラウンを基調とした室内には、フロントシートヒーターとパワーアジャスト機能を備えた同色のナッパレザーシートが採用され、マヤンゴールドのアクセントステッチが洗練された雰囲気を演出。

一方で、インストルメントパネルの周囲やグラブハンドル、ドアアームレスト、センターコンソールはグローバルブラックで統一され、耐久性と洗練性のバランスを取りながらラングラーの機能的なDNAを強調している。

また、テキサス州ラレードの座標が刻まれたリアスイングゲートのプレートや特製のセンターコンソールバッジが専用装備されるほか、空調(HVAC)のパッドプリントには控えめなカウボーイハットのモチーフが施されるなど、西部開拓時代の遺産への遊び心も散りばめられている。

ルーツに忠実かつ全く新しいラングラー

ラレードという名称は、CJ時代の最終章にあたる1980年代初頭に登場した。1987年にラングラーへと移行した際にも、ジープ・ブランドが実用車からライフスタイル・アイコンへと進化する節目を象徴するトリムとして引き継がれている。ブランドCEOであるボブ・ブロダードルフ氏は、今回の復活について次のようにコメントしている。

「ラレードという名称は、ジープ・ブランドの進化における極めて重要な瞬間を象徴しており、これを復活させることは、その遺産をさらに発展させる絶好の機会でした。ラングラー・ラレードの開発にあたり、私たちはブランドの最大の強みである、お客様が信頼できる実証済みの『Trail Rated』の走破性を提供するという信念に忠実でありながら、際立った存在感を持つ車を創り出すことを目指しました」

「その走破性と、特徴的なデザイン、上質な素材、そして紛れもない個性を融合させることで、自身のルーツに忠実でありながらも、全く新しいものを提供するラングラーが誕生しました」

2027年モデルのジープ・ラングラー・ラレードの受注は、2026年7月下旬に開始される予定。ベースとなる希望小売価格は、「Xtreme 35タイヤパッケージ」を装備したラングラー・ウィリスに対して1995ドル上乗せした価格に設定されている。

【ル・ボラン編集部より】

JL型ラングラーは、世代を重ねるごとにオンロードでの洗練度を高めてきた。しかし、今回の「ラレード」は単なる80年代CJ期のノスタルジーではない。35インチの大径タイヤとリフトアップによる生粋の悪路走破性を標準装備としつつ、内装には上質なナッパレザーをあしらっている。泥臭いハードウェアと豪奢な空間という相反する要素の共存は、実用車からライフスタイル・アイコンへと飛躍したジープの歴史そのものだ。圧倒的な本物感こそが、現代における真の贅沢であるというブランドの矜持が透けて見える。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
Photo: Stellantis
LE VOLANT web編集部

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