いまや、日本における911を筆頭とする2ドアモデルの販売比率は4割程度というポルシェ。世界的に見れば英国と並び健闘している方だというが、もはやビジネス面の主力はカイエンやマカンなどの4ドアモデルに移行している。
そんな事情と、最新モデルであることを反映して今回のポルシェブースで主役を張っていたのは3代目カイエン、そしてパナメーラ・ターボS Eハイブリッド・スポーツツーリスモだった。
カイエン
東京モーターショーがアジアプレミアとなった新型カイエン。マカンに続き、タイヤは前後で異なるサイズが標準となった。発売は2018年半ばというが価格はすでに発表済み(9,760,000~18,550,000円)
パナメーラ スポーツツーリスモ
パナメーラ同様、フラッグシップモデルとしてスポーツツーリスモにターボS E-ハイブリッドが追加。こちらはジャパンプレミアで、価格は29,073,000円と発表されている。
プレスカンファレンス翌日のメインステージ上にはスポーツツーリスモに並んでパナメーラのPHVモデルが追加。もちろん、マニアがポルシェの「本業」と考えるスポーツモデルも展示されていたが、リニューアルされた911GT3が裏手にひっそりと展示されていたあたりにポルシェの現在(いま)を感じずにいられない。