日本語は非対応ながら十分に楽しめる
3月17日、BMWは独ミュンヘンにあるBMWミュージアムのバーチャルツアーをスマートフォンやタブレットで楽しめるインタラクティブガイドアプリ「BMW Museum」の公開を発表した。iOSとAndroidに対応し、Apple AppストアおよびGoogle Playストアで無料ダウンロードできる。
BMW本社に併設されているBMWミュージアムは1973年にオープンした、ドイツでもっとも古くからある自動車博物館のひとつ。7つのテーマハウスに分けられた約5000平方メートルもの展示スペースに、過去の名車やオートバイ、それにエンジンなどが120点以上も展示されている。
このアプリを利用すれば、BMWの歴史を彩ってきたそれら製品や技術の数々を実際にテーマハウスを巡るように自由に見て回ることができるほか、モータースポーツや設計、モデルシリーズなどといったようにお好みのトピックや年代を指定しての閲覧も可能だ。もちろんすべての展示品には文字や音声、短いビデオクリップなどによる詳しい解説が用意されている。
対応言語はドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、中国語の7つで残念ながら日本語は用意されていないが、これらの言語に明るくなくてもBMWミュージアムを歩き回る気分は十分に味わえるはず。常設展示物だけでなく期間ごとの特別展示も見られるそうなので、BMWフリークなら定期的にチェックしたいアプリになりそうだ。