ダイヤモンドはウッドパネルとキーに
BMWのパーソナライゼーションプログラム部門であるBMWインディビジュアルが、新型7シリーズをベースにユニークでラグジュアリーな1台を仕立てた。「BMW7シリーズ・ソリテール」である。
この車両は昨年11月にドバイ・インターナショナルモーターショーですでにデビューしているので、ご存知の方もいるかもしれない。
ドバイで披露された7シリーズ・ソリテールは、750Li xドライブがベース。ボディ外板には微小なガラスフレークが散りばめられるともに車両に近づくときらめいて見える特殊な塗料が使われ、ゴージャスなイメージを高めている。インテリアではラムズウール(羊毛)が用いられたフロアパネルとフロアマットを採用。レザーやウッドとの組み合わせも手伝って、キャビンは非常に豪華な印象を作り上げている。
とりわけ目を引くのが、ダッシュボードに張られたピアノブラックのデコレーションパネルだ。アラビア語からインスピレーションを得たパール象眼模様が描かれているのだが、中央にダイヤモンドがあしらわれているから驚きだ。ダイヤモンドはキーにもあしらわれ、1台あたり合計5カラットが使われている。
この750Li xドライブ・ソリテールの車両価格は未発表だが、BMWからは「史上もっとも高価な7シリーズ」ということだけが発表されている。