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ホントにこうなる!? BMWが考えた100年後のバイクとは?

倒れないからノーヘルでOK!

 

 10月11日、BMWモトラッドはBMWグループの創業100周年を記念する4番目のコンセプトモデルとして、「BMW Motorrad VISION NEXT 100」を発表した。このモデルによってBMWモトラッドが目指したのは、“The Great Escape(大脱走)”。ただ純粋に走りを楽しむことのできる、何にも縛られない自由なライディング体験を実現する1台としている。

 

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 メカニズム面での最大の特徴は、セルフバランシングメカニズム。その制御内容については明かされていないが、走行中はもちろん、停車中も転倒しないとのこと。公開された画像を見ると、確かにスタンドなしに自立して停車している。加えて必要に応じて予測制御などのライディング支援を行なうことで安全性を確保しているので、BMWモトラッドでは「ヘルメットやパッド入りのライディングスーツは不要」と宣言している。

 

 逆V字型のブラックフレームにつり下げられたBMWモトラッド伝統の水平対向エンジン風パワーユニットはゼロエミッションとだけ説明されており、エグゾーストが見当たらないところからすると、電気モーターを採用しているようだ。

 

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 また、走行中に必要な情報は、写真のライダーが装着しているバイザーがヘッドアップディスプレイ的に機能して、常に視線を前に向けたままで確認できるようにしているという。

 

 実際には周囲の交通環境との兼ね合いもあるので、少なくとも日本ではヘルメットが不要にはならないのだろうが、飛躍的に自由なライディングが楽しめるバイクなのは確かといえそうだ。

 

 

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