コラム

2016年はどんな年だった? 「レクサス」の1年を振り返る

国産高級車!レクサスのニュースを総まとめ

 

レクサスの歴史はすでに25年を超えています。あえてトヨタブランドに頼らず、レクサスとして売り込む戦略を続け、いまではドイツの高級車と肩を並べるブランドイメージを作り上げることに成功しました。そんなレクサスの2016年を探ってみましょう。

 

「LC500」「LC500h」発表

 

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レクサスの2016年は新フラッグシップクーペ「LC500」の発表からスタートしました。公開されたのは1月のデトロイトモーターショー。これは2012年に出展されたコンセプトカー「LF-LC」の市販バージョンで、「500」の数字が示すようにエンジンは5.0リッターのV型8気筒。最高出力は349kW(475ps)、最大トルクは530Nmを発生します。トランスミッションは新開発の10速ATです。ボディサイズは同門の「RC」よりひと回り大きく、全長は4760mm、全幅は1920mmとなっています。そして全高がRCより50mmも低い1345mmに抑えられているため、実車はかなりロー&ワイドに映ることでしょう。

 

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続く2月にはLC500のハイブリッド版、「LC500h」も公開されました。こちらは3.5リッターのV型6気筒エンジンと走行用モーターに自動変速機構を組み合わせた、世界初の「マルチステージハイブリッドシステム」を搭載しています。

 

新型「IS」がデビュー

 

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4月には北京モーターショーで「IS」のマイナーチェンジモデルがデビューしました。外観はほぼそのままに、安全システムの強化、内装デザインの変更などが図られています。日本では「IS350」「IS300h」「IS200t」が10月に発売されました。

 

信頼度ランキングが4年連続1位に

 

 

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10月には米国の有力な消費者情報誌である「コンシューマ・リポート」が、自動車の信頼度ランキングを発表しました。ブランドごとの信頼度ランキングとなるのですが、ここでレクサスは4年連続1位を獲得したのです。

 

2位がトヨタでライバルと目すBMWは9位となっています。この信頼度こそがレクサスの目指すところですから、レクサスにとって2016年も満足できる1年だったといえるのではないでしょうか。ただし、信頼度の高さが売上に必ずしも直結するわけではありません。BMWとはそもそもの歴史が違いますが、年々その追撃態勢を整えつつあると言えるのではないでしょうか。

 

新型「LS」の世界初公開を予告

 

 

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12月、年末にビッグニュースが飛び込んできました。年明けのデトロイトモーターショーで新型「LS」を初公開する、と発表したのです。すでに多方面から情報が出ていますが、エンジンは3.0リッターのV型6気筒ツインターボがメインになるようです。

 

注目の的となっているドアミラーレスですが、実現すれば世界初となります。ライバル車の台頭もあり、レクサスの2017年を占う試金石となるLSには、各方面から早くも注目が集まっています。

 

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