日本では2019年春に発売
トヨタは3月30日に開幕したニューヨーク・ショーにおいて新型「トヨタRAV4」の北米仕様を初公開。米国での発売は、2018年末頃(ハイブリッドは2019年初)が予定され、日本では2019年春頃を予定している。
初代RAV4は1994年に誕生。コンパクトクロスオーバーSUVのパイオニアとして、米国市場を中心にグローバルモデルとして展開。2017年末までに、米国では累計約318万台、グローバルでは累計約812万台のセールスを記録した実績を持つ。
5代目となる新型RAV4は、「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive」(SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD)を開発コンセプトに設定し、カスタマーの好奇心を刺激し、新たなライフスタイルを切り拓くきっかけとなるクルマを目指したという。
ボディサイズは全長4595×全幅1855×全高1700mmで、ホイールベースは2690mm。先代型との比較では、5mm短く、10mm幅広く、5mm低い。一方でホイールベースは30mm拡大された。
トヨタのクルマづくりの構造改革である「Toyota New Global Architecture(TNGA)」に基づく新プラットフォームの採用を通じて、ボディの高剛性化・低重心化を実現。パワートレインは2.5リッター直列4気筒直噴エンジンや8速AT、そして2.5リッターハイブリッドを設定。ガソリン車の上級グレードには新開発の4WDシステム「ダイナミックトルクベクトリング4WD」をトヨタで初めて採用。また、ハイブリッド車には「新型E-Four」を、こちらもトヨタで初めて採用している。
真の「SUVらしさ」を追求し、タフで力強いアクティブさを充実させるだけではなく、都会にもマッチする洗練されたデザインも重視されているのが新型の特徴だ。
トヨタの予防安全パッケージは新世代版の「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備している。