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アーカイブで振り返る自動車専門誌「ル・ボラン」500号の軌跡。

2010.7月号 400号

2010年代のル・ボランは……

SUVの世界的流行にあわせたハイブランドのオリジナルクロスオーバーモデルが増え、誌面で見る機会も多くなった。燃費向上がクローズアップされ、アイドリングストップ機構が一般化、ハイブリッド車の普及とディーゼルの復権に注目が集まった。また、IT化の波が到来し、これまでになかった運転支援デバイスのようなメカニズムをピックアップする機会も増加。読者のニーズに合わせて、ひとつの記事がコンパクトにまとまって短時間で読みやすい『100の疑問』シリーズも定番化している。こだわりのビジュアルを活かすためにこの号から誌面をワイド化。今年も多くの皆様にご来場いただいた「LE VOLANT CARSMEET」は、そもそも400号記念のイベントだった。

【BEST 400 CARS】
400号ということで時代を駆け抜けた選りすぐりの400台を紹介。VWゴルフII、BMW M1、メルセデス・ベンツW124、ユーノス・ロードスター、初代プリウスといったエポックメイキングなモデルは実車を再取材して掲載した。

【ル・ボラン カーズ・ミート開催】
初開催ながら4万人以上の来場者を記録。輸入車ブランドは東京モーターショー(TMS)より多くの出展があり、TMSで不完全燃焼だったファンを喜ばせた。

【Catch up! CAR ELECTRONICS】
最新カーAV&ナビを追い続け、純正品に飽き足らないユーザーには、フレッシュな情報提供で関心を集めている。

【ロードインプレッション BMW X1 初登場!】
前年発表のE84型BMW X1が国内にもデビューした。X5で先鞭をつけた高級クロスオーバーが全サイズ展開に。

【連載:清水和夫のDST シーズン2】
現在も人気連載中の清水和夫氏全面監修の名物企画が小誌でリスタート。通常の試乗では迫れない限界域の分析が魅力だ。

まとめ:吉田 恵/ル・ボラン2018年11月号より転載
CARSMEET web編集部

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