ニューモデル

「トヨタ・プリウス」が一層親しみやすく……

マイナーチェンジでスタイル一新

12月17日、トヨタはプリウスにマイナーチェンジを実施し同日より発売を開始した。モデルラインナップ、および消費税込みの車両本体価格は以下のとおり。

・Aプレミアム“ツーリングセレクション”:328万4280円(FF)/347万8680円(E-Four)
・Aプレミアム:317万5200円(FF)/336万9600円(E-Four)
・A“ツーリングセレクション”:300万6720円(FF)/320万1120円(E-Four)
・A:284万2560円(FF)/303万6960円(E-Four)
・S“ツーリングセレクション”:273万2400円(FF)/292万6800円(E-Four)
・S:256万5000円(FF)/275万9400円(E-Four)
・E:251万8560円(FF)

新型は、プリウスの特徴である先進的なイメージを継承しながら、親しみやすく、より知的で洗練された内外装デザインを採用。“ツーリングセレクション”にはブラックの幾何学調ルーフフィルムをオプション設定し、ボディカラーとの組み合わせが楽しめる。ボディカラーはブルーメタリックとエモーショナルレッドⅡを新たに加えた全9色を設定。

17インチホイールは樹脂加飾部にチタン調の塗装を採用。一方15インチホイールはツインスポークデザインを採用し、奥行き感あるスタイリッシュなデザインとしている。

室内はインストルメントパネルやフロントコンソールトレイなどにブラック加飾を採用し、上質感のある落ち着いたデザインとなっている。

新型ではまた、専用通信機DCMや衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備した点も新しい。A以上のグレードではさらに、駐車場から後退する際に左右後方から接近してくる車両を検知し、注意を促すリアクロストラフィックアラートが新たにオプション設定(TコネクトSDナビまたはナビレディセットとのセットオプション)された。

快適・便利機能としては、フロントコンソールトレイに設置された「置くだけ充電(ワイヤレス充電)」(A以上にオプション設定)のスペースが拡大し、大型スマートフォンにも対応したほか、背もたれと座面からシート表皮の熱気や、エコアンの冷風を吸い込むことで冷涼感をもたらす吸い込み方式のシートベンチレーション(Aプレミアム以上に標準装備)を前席に採用している。

外観デザインが変更されたことは賛否が分かれるところだろうが、新型の各種装備内容が従来型よりさらに充実したことは間違いない。

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