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キャデラックの新作SUV、「XT6」がデビュー!

3列シートを備えるラージSUV

ゼネラルモーターズは、1月14日に米国デトロイトで開幕した北米国際自動車ショー(デトロイト・ショー)において、新型SUV「キャデラックXT6」を初公開した。

XT6は、日本でも発売されているXT5クロスオーバーの上のクラスに位置付けられるモデルで、3列シートのキャビンを備えている。ボディは全長5050×全幅1964×全高1750mmで、ホイールベースは2863mmという堂々たるサイズ。キャデラックの紹介によれば、どのシートでも快適にくつろげるキャビン空間が確保されているという。

荷室容量も十分で、3列目シートの後方には356Lを確保。3列目シートを倒した状態では1220Lに、2/3列目シートを倒した最大時は2228Lにまで拡大する。

パワートレインは、310ps/373Nmを発揮する3.6リッターV型6気筒と9速ATの組み合わせ。このV6エンジンは気筒休止機構が備わり、走行状況に応じて4気筒エンジンとしての走行が可能。これによりパワフルな走りを演出する一方で、高い燃費性能も実現している。駆動方式は4WDとFFから選択可能だ。

内外装はキャデラックの新世代デザインが採用され、フロントマスクやリアビューに縦基調のライトが採用されるなど、洗練されたイメージが強く主張されている。グレードは、ウッドパネルなどを用いて洗練性をさらに際立たせた「プレミアムラグジュアリー」と、カーボンファイバートリムなどでスポーティな雰囲気を高めた「スポーツ」の2タイプが設定。タイヤ&ホイールサイズはいずれも20インチが標準で、「スポーツ」ではオプションで21インチが選択可能となる。

キャデラック最新のラグジャリーSUVだけに、装備内容も充実している。緊急自動ブレーキやクロストラフィックアラートをはじめとする運転支援システムは最新の機能を搭載。オプションでナイトビジョンやヘッドアップディスプレイなども選択できる。

そのほか、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し4G LTE Wi-Fi接続が可能な最新のインフォテイメントシステムが採用されている点もキャデラックの新作らしいポイントのひとつといえるだろう。

新型キャデラックXT6は、米国市場では2019年の春からオーダーの受け付けが開始される予定だ。

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