新しいデザイン言語、「BOLDER」を表現する初のモデル
スバルは、3月7日より一般公開されているジュネーブ・ショーでコンセプトカーの「ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト」をワールドプレミアした。
スバルは、2014年に共通デザインフィロソフィ「ダイナミック × ソリッド」を定義。それに基づいたコンセプトカーや量産モデルを通じて、デザイン面からもスバルブランドが提供する価値である「安心と愉しさ」を表現してきた。2018年7月に発表した新中期経営ビジョンSTEPでは、これをより「大胆」なデザイン表現に進化させていくことを謳い、そのキーワードとして「BOLDER」を掲げている。
このキーワードには、スバルブランドの持つ世界観を広げ、特徴をより際立たせることで乗る人全員をさらに愉しい気持ちにしたい、という想いが込められているとか。今回公開されたヴィジヴ・アドレナリン・コンセプトは、BOLDERの考え方のもとデザインされた初めてのコンセプトカーだ。
ダイナミックで力強い造形を持つボディには、乗員をしっかりと守るルーフやプロテクターを大胆に配置して強靭さと軽快さを両立。また、ホイールからオールテレインタイヤに繋がるホワイトのアクセントは、このクルマの持つフィールドギアの印象をより強調したものだ。
スバルによれば、アクティビティをサポートするユーティリティと道を選ばず、速く、意のままに駆け抜ける愉しさを併せ持ち、アクティブマインドを持つ人の「大自然の中を想いのままに走り廻りたい」という気持ちを駆り立てる新しいスポーツビークルを表現したのがこのヴィジヴ・アドレナリン・コンセプトなのだとか。ちなみにヴィジヴ(VIZIV)とは、「Vision for Innovation」を語源とする造語(「革新のための未来像」の意)だという。