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新型「BMW Z4」が日本上陸!

「M40i」と「sDrive20i」の2機種、全4グレードを設定

3月25日、ビー・エム・ダブリューはフルモデルチェンジを受けた新型「BMW Z4」を発売した。グレードラインナップおよび消費税込みの車両本体価格は以下のとおり。

・Z4 sDrive20i:5,660,000円
・Z4 sDrive20iスポーツライン:6,150,000円
・Z4 sDrive20i Mスポーツ:6,650,000円
・Z4 M40i:8,350,000円

新型Z4は、60年以上の歴史を誇る伝統あるBMWロードスターの新型モデルに相応しい俊敏性、運動性、正確なハンドリング性能を実現させるため、高剛性のボディ構造や空力性能の向上などで最適なバランスが追求されている。

全長4335×全幅1865×全高1305mm、ホイールベース2470mmのディメンションは、先代モデルに比べて全長は85mm、全幅が75mm、全高で15mm拡大された一方、ホイールベースは25mm短くなり、より重心を下げるソフトルーフトップを採用することで高い俊敏性、操作性を備えたモデルに仕上げられた。

エンジンは2種類設定された。スタンダード仕様となる「sDrive20i」には197ps/320Nmを発揮する2L直列4気筒ターボを、高性能版の「M40i」には340ps/500Nmを引き出す3L直列6気筒ターボを搭載。いずれも8速AT(ステップトロニック)を組み合わせ、0-100km/h加速タイムを「sDrive20i」で6.6秒、「M40i」で4.5秒(いずれも欧州仕様値)でこなす一方で、WLTCモード燃費はそれぞれ12.6km/L、12.2km/Lを実現している。

sDrive20i Mスポーツには、Mスポーツ・サスペンションに加えて、オプションで電子制御ダンパーを備えたアダプティブMスポーツ・サスペンションが装備可能。また、M40iにはアダプティブMスポーツ・サスペンションを標準装備するとともに、コーナリング後の加速性の向上や安定性等を飛躍的に向上させるMスポーツ・ディファレンシャルを搭載。さらに、力強く俊敏な走行性能を備えた車両を的確に操作するバリアブル・スポーツ・ステアリングが、BMW Z4として初めて全車に標準装備されている。

外観は、ひと目で新型Z4だとわかる新しいコンセプトを採用。ボディの端に沿うように配置されたヘッドライトは、内部にある2個の光源を縦方向に配置するとともに、BMWの象徴的存在であるキドニーグリルには、新しくメッシュ状のワイドなデザインが用いられている。ボディ側面に現れるエンジンフードの端を起点に、テールランプまで、長く鋭いキャラクターラインが刻まれ、丸みを帯びたシルエットと相まって、ボディ側面を流れる空気の流れを可視化したようなボディデザインとなっている。

リヤは、ボリューム感のある丸みのあるシルエットに、細長いデザインのL字型テールランプや、シャープに形作られたリヤスポイラー、水平方向に流れるプレスラインによって、低重心かつ力強い印象が与えている。

ソフトルーフトップは低重心なシルエットに調和するコンパクトなデザインを採用。ルーフの開閉時間は10秒で、50km/h以下であれば走行中でも開閉できる。トランク容量はルーフの状態を問わず281Lが確保されている。

インテリアはドライバーオリエンテッドな設計。運転中のドライバーの集中力を妨げない位置に操作スイッチを配置し、10.25インチのコントロールディスプレイやフルデジタルメーターパネルなど、視認性を高めたディスプレイを装備。さらに、ロードスターのセグメントとしては初めてヘッドアップディスプレイを装備することが可能となっている。

そのほか、AI技術の活用によって音声会話だけ車両の操作や情報へのアクセスが可能な「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」や、「BMWコネクテッド・ドライブ」といった先進技術は惜しみなく採用された。

なお、ビー・エム・ダブリューは新型Z4の日本発売を記念して全国30台の限定車「フローズン・グレー」(消費税込みの車両本体価格は8,990,000円)を発売。「M40i」をベースに、特別なボディカラー「フローズン・グレー」とともに、コニャック色のレザーシートを採用。さらに購入時はラグジュアリー・ファッションブティックの「バーニーズ・ニューヨーク」とコラボレーションしたスペシャルバッグが成約記念としてプレゼントされる。

 

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