コラム

【チビカメKeigoのラリー漫遊記】ヨーロッパ選手権ラトビア編(その1)

マシンの巻き上げる砂ぼこりの凄さといったら……

金曜日はシェイクダウン~プラクティス~スタートっていう流れ。朝は少しゆっくりできたんだけど、この日から激しいスケジュールをこなさねばなりません。気持ちよく晴れて暑いぐらいの天気。乾燥しているからラリー車が巻き上げる砂埃も多めで、体も機材もあっというまに砂まみれ。そうこうしてるうちにもうスタートの時間。この時期のラトビアは21時ぐらいまでは明るいのでついつい仕事しすぎてしまって後で後悔します。

0カーは懐かしのGC8。パッと見は普通の2ドアクーペだけど中身はとんでもないことになってて、600馬力は出てるとか。派手なドロドロ音を鳴らしながら爆走しとりました。GC8欲しくなってきたなあ。

しばらく雨が降ってなかったからか、空気も地面も乾燥していて、とにかく砂埃がひどかった!

出走順はプラクティスの成績順に好きな順番を選んでいくという方法。

日本でもおなじみのペター・ソルベルグの姿も。息子オリバーのERCデビュー戦でもありました。

スタートを待つラリー車たち。スタート会場も街の中なので気軽に観戦できます。

ペターの息子、オリバーはまだ17歳。なんと15歳からラトビア選手権に参戦しています。今回はERCに初参戦。

スタートしたラリー車はこの後、リエパーヤ市内をパレード。そっちも撮りたかったけどさすがに追いつかず。

この日も欲張りすぎてあれやこれやと撮影しているともう21時。実はこのあとリガまで移動しないとだったんだけど、久々に強烈な時差ボケに襲われて意気消沈。リガのホテルをキャンセルしてリエパーヤに泊まることに。なぜリガまで戻るのかと言うと、土曜朝の飛行機でヘルシンキに移動。そこからクルマで1時間ほどのリーヒマキって街で開催されるフィンランド選手権に移動するんです。ひとつの週末にふたつのラリー取材を敢行!バカですねえ。明けて土曜の早朝4時にリエパーヤを出発。リガ国際空港の駐車場にレンタカーを置いてヘルシンキへと向かいました。

で、土曜日早朝にリガ国際空港に舞い戻り、再びヘルシンキへ……。

そんなわけで、次回は土曜日1DAYで開催されたフィンランドラリー選手権第4戦リーヒマキラリーの模様をお届けします!

この記事を書いた人

山本 佳吾

身長159cm、体重47kgの業界最小フォトグラファー。ラリー取材は内外問わず経験豊富。放浪癖あり、撮り鉄、阪神ファン、プジョー106キチガイ。

山本 佳吾

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