ハイレベルな領域に棲むホットハッチのガチ勝負
評価点ではシビックに軍配が上がった。とはいえ、メガーヌのリアタイヤが5部山程度残っていたならば、どうなっていたかわからない。
シビックはCVTを採用するため、加速性能では不利だが、その一方で大切なのは官能評価。シビックはリアサスペンションを新設計するなど、足回りが見直されており、高速での直進安定性を重視して開発されたことが伝わってきた。ステアリングの操舵感は重めで、走りに重厚感がある。
メガーヌはタイヤの影響もあって、わずかな差でシビックに負けてしまったが、ハッチバックのコンクールならメガーヌは王者だろう。ピュアな走りが単純に楽しい。
RESULT
その差はわずかだがシビックがメガーヌを撃破!?
●ホンダ・シビック・ハッチバック:16.0/20点
●ルノー・メガーヌGT:15.0/20点