清水和夫のDST

アウディA7スポーツバック 1stエディション vs メルセデス・ベンツCLS450 4マチック・スポーツ、4ドアクーペの世界を切り拓いたCLSと追随する強力なライバル、A7が対決!!【清水和夫のDST】#99-1/4

電子制御に関してはCLSは違和感ある挙動は一切なし

メルセデスはどうか。クルマのハードウェアは完璧に近いが、唯一タイヤのウェット性能が不足していた。ウェットの制動距離がA7と比べて大きく差がついてしまった。CLS450は硬めの乗り心地ではあるが、ダンピングが良いので、高速周回路での乗り心地は引き締まっており、スポーツセダンに似合っている。

電子制御に関しては、メルセデスは入念にテストされているのだろう。違和感がある挙動は一切なかった。今回テスト車両、CLS450にはISGというモーターが9速トルコンATに内蔵され、スターター&モーターアシスト、発電機、回生ブレーキの三役をこなす。これらソフトウェアがクルマと調和していないと、ユーザーは乗りやすいとは感じないはずだが、ソフトウェアの方は課題を見い出すことができなかった。一方でドアミラーまわりの風切り音が少し気になった。
これからのクルマには、半自動運転システムが搭載されるので、ハードウェアとソフトウェアの調和はますます大切になってくるだろう。DSTでは、その視点を忘れずに評価していきたい。

リポート:清水和夫/K.Shimizu フォト:篠原晃一/K.Shinohara ル・ボラン 2019年5月号より転載
tag:
CARSMEET web編集部

AUTHOR

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事
注目の記事

RANKING