ニューモデル

BMWが「3シリーズ」にスポーツディーゼル仕様を追加!

340hp/700Nmを発揮する3L直列6気筒ディーゼルターボを搭載

2月18日、BMWは「3シリーズ」のモデルラインアップに高性能ディーゼル仕様となる「M340d xDrive」を設定したと発表。3月5日に一般公開がはじまるジュネーブ・モーターショー2020で初披露され、今年の8月以降に市場に導入される予定だ。

機種名に添えられるMの文字が示すように、すでにラインアップされているガソリン車「M340i xDrive」と同様、このモデルはMパフォーマンスモデルとなり、質の高い走りと洗練されたルックスを実現している。

パワートレインは、340hp/700Nmを発揮する3L直列6気筒ディーゼルターボと8速AT(ステップトロニック)に、48V電装システムを組み合わせたマイルドハイブリッド。駆動方式は「xDrive」による4輪駆動だ。これらのコンポーネンツを原動力にセダンが4.6秒、ツーリングでは4.8秒の0-100km/h加速をマークする。その一方、48Vシステムの効果も手伝ってセダンで18.9km/L、ツーリングで18.5kmn/Lの最高燃費を実現している。

この直6ディーゼルエンジンにはMスポーツ・エキゾーストシステムが採用されているが、2段階で窒素酸化物を処理する排気処理システムが搭載。その結果、欧州の排出ガス基準「ユーロ6d」をクリアしている。

Mスポーツ・ステアリングやMスポーツ・サスペンション、Mスポーツ・ディファレンシャル、Mスポーツ・ブレーキといったアイテムが標準装備され、卓越した走りのパフォーマンスを実現しているのは、Mパフォーマンスモデルならではの美点だ。ホイールサイズは18インチが標準となるが、オプションで19インチの軽合金タイプが選択できる。

内外装もMパフォーマンスモデル専用だ。外観では、専用デザインの前後エプロンやサイドスカート、リヤスポイラーを装着。メッシュデザインのキドニーグリルや台形のエキゾーストエンドも特徴的だ。

内装はセンサテックとアルカンターラを組み合わせた表皮を張るスポーツシートや、Mレザーステアリングホイール、Mアルミニウムペダル、M専用フロアマットといったアイテムが装備リストに並び、アグレッシブな走りを掻き立てる。インテリアトリムストリップやパールエフェクトクロームのアクセントストリップは、上質で洗練されたキャビンにひと役買っている。

装備面では、3ゾーンフルオートマチックエアコンや自動調光ルームミラー、8.8インチコントロールディスプレイを組み合わせるBMWライブコックピットプラス、コネクテッドパッケージプラスなどが搭載されている。

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