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フォードも今後100日以内に5万台の人工呼吸器製造へ!

米国政府の掲げる「100日以内に10万台生産」に大きく貢献

3月30日、フォードはGEヘルスケア社との共同開発による人工呼吸器を製造し、今後100日以内に5万台の生産を目指すと発表した。

新型コロナウイルスの影響によって世界的に多くの被害が拡大しているなか、米国では早期終息に向けてフォードも動き出した。3月27日に、ゼネラルモーターズがベンテックライフシステムズの協力を得て人工呼吸器の製造に着手したことが発表されているが、フォードもこれに追随する形だ。

フォードとGEヘルスケアが製造する人工呼吸器は電力を必要とせず、空気圧で作動させることが可能なもので、新型コロナウイルスの影響を受けたほぼすべての患者に対応。さらに簡単にセットアップできることから、医療従事者は患者のいる場所を問わず速やかに配備することができるという。

生産計画としては、4月末までに1500台、5月末までに1万2000台、7月4日までには5万台の製造を目指す。これにより、100日以内にトータルで10万台を生産するという米国政府の目標達成に大きく貢献する。さらにその後は、必要に応じて1カ月当たり3万台を生産していく。

この人工呼吸器は、ミシガン州にあるフォードのローソンビル工場で造られる。500名の従業員が3交代シフトで作業にあたり、24時間体制で生産される。この工場がフル稼動できるようになれば、1週間に7200台の生産が可能になるという。

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