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“身の丈サイズ”なゴルフが欲しいなら?【VW GOLF FAN Vol.7】

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詳細徹底解説!

この4車、みんな兄弟であるがゆえ当然似ているし、共通パーツも多い。だからこそ、細かい部分を徹底的に調査して、その差を確かめたい。ここに、GLi、Eの装備差を始め、ゴルフプラスとゴルフVの違いを、それぞれ説明してみたいと思う。

Golf Plus 

ゴルフプラスはゴルフとは異なる専用デザインのインパネを採用している。クロームの縁取りが施された丸形のエアベントは細やかな風向き調整が可能。エアコンの下にはふたつの小物入れが設けられ、とても重宝する。

搭載されるミッションはゴルフと同じく6速ATである。メーターの中央部にあるディスプレイには、今何速に入っているかが映し出される。また、シフトノブを左に倒すと、マニュアル操作ができる。

インパネ中央上部、もっとも視線移動が少ない場所に2DINのナビが設置される。この装備は基本的にはオプション扱いだが、ぜひとも装着したい。

GLiはフルオートエアコンが装備されるが、Eになるとダイヤル式のマニュアルエアコンになる。とはいえ、特に機能に不便を感じることはなく、快適な車内である。

ゴルフプラスはそこらのミニバンを凌ぐシートレイアウトを持っている。フロントシート背部にはテーブルが備わるが、これはGLiだけの装備。また、フロントシートはヒップポイントがゴルフよりも75mm高く設定されている。

ラゲッジルームの容量は通常で395L。リアシートを前部にスライドさせることで505Rまで拡大できる。さらにリアシートを倒すことで1450Rまで拡がる。また、荷室フロアの下は2層ヘッドライトのインナー部分はシル 式のバリアブルカーゴフロアが構築される。洗車セットなどを入れるのに便利。

天井にはなんと5つもの小物入れが並んでいる。一番前はサングラス入れに使うとして、残りは何を収納するのだろうか。それぞれサイズが違う。

外観こそゴルフに比べてソフトだが、ヘッドライトはシャープなデザイン。キセノンは装着されず、両グレードともハロゲンとなる。ハイトコントロール機能付き。

テールゲートはエンブレム下のボタンを押すことで開閉する。ゴルフみたいにエンブレム自体がゲートノブではない。ちょっと残念…。

タイヤサイズは両グレードとも同一、195/65R15となる。ホイールはGLiが6.5J×15のアルミなのに対してEは6.0J×15のスチール+フルホイールキャップ。また、純正アクセサリーとして様々なホイールが用意される。

GLiに搭載されるエンジンは150psを発揮する2.0L FSI。Eは400cc少ない1.6L FSIで、こちらの最高出力は116ps。両者ともスペックよりも実用域の扱いやすさが光り、余すところなくチカラを引き出してくれる6速ATと相まって、必要十分な動力性能を発揮する。

VW GOLF FAN Vol.7から転載

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