市販型ではSL同様にソフトトップデザインが採用される予定
メルセデスベンツは今年2月、主力モデル「Cクラス セダン/ステーションワゴン」新型をワールドプレミアしたが、その派生オープンとなる「Cクラス カブリオレ」市販型プロトタイプを、カメラが初めて捉えた。
Cクラス新型が登場した時、最新世代では「クーペ」や「コンバーチブル」の2つの2ドアモデルは設定されないのではと噂されていたが、ついにプロトタイプをキャッチ、オープンモデル設定は確定となったほか、クーペの登場も強く示唆していると言っていいでだろう。
ドイツ市街地で捉えたプロトタイプは、分厚いカモフラージュとクラッディングでボディの大部分を隠しており、開発初期段階を示している。またルーフはハードドップルーフを隠しているように見える球根状の黒いラップで覆われているが、市販型ではSL同様にソフトトップデザインが提供される可能性が高いだろう。
フロントエンドではダミーヘッドライトを装着、リアエンドでは暫定ユニットのテールライトが確認できるが、セダンと差別化されるデザインが採用されるか注目だ。
キャビン内は、フルデジタルインストルメントクラスタ、大型インフォテイメントディスプレイなどCクラスセダンのレイアウトが反映されるはず。パワートレインは、最強AMGバリアントを含むセダンとステーションワゴンで利用可能なガソリンとディーゼルエンジンをラインアップすると思われるが、最高出力169psを発揮する1.5L直列4気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッドのエントリーモデルは除外される可能性もあるといる。
Cクラス市販型のワールドプレミアは、2022年後半と予想されている。