今後BEVでも”最速ワゴン”の座は健在!?
スポーティなハンドリングだけでなく、RS6の魅力は何といっても実用性の高さ。驚くことに、ドイツではオーナーの25%が牽引フックを注文するという。
ところで、最新の情報によると、アウディは今後、奇数系の基幹モデル、すなわちA3、A5、A7にはICE搭載を継続。すなわち、HEVあるいはPHEVとなり、偶数系基幹モデルのA4、A6、A8はオール電動化、つまりBEVとなってQ4、Q6、Q8に取って代わる。そうなると、今回あらためて試乗したRS6は最後のICE搭載モデルということになり、アウディはおそらく有終の美を飾るためにこのイベントを企画したとも思われるのだ。
RSでお馴染みのキルティング風トリムが、上質さとスポーティさを際立たせる。たっぷりとした作りは体格を問わずにサポート。
この文脈でいうと、RS6の後継車はQ6 e-tron RSとなるはずで、800Vシステムを搭載するPPE(プレミアムEVプラットフォーム)をベースにした未来のRS6は、ポルシェ・タイカンに勝るとも劣らないパフォーマンスを発揮するに違いない。
アウディ公式サイト