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【スクープ】ロールスロイス初のEV「スぺスター」、そのコックピットにはBMW風カーブドディスプレイ装備!

120kWhのバッテリーとデュアルモーターにより最高出力は650psを発生か?

ロールスロイスは現在、ブランド初となるフルエレクトリック2ドアクーペ、『スペクター』を開発中だが、その最新プロトタイプを捉えるとともに、キャビン内の撮影に初めて成功した。

【画像16枚】ロールスロイス初のBEV「スペクター」の内外装を見る

スペクターは、BMWのアーキテクチャに基づく「レイス」とは異なり、カリナン、ゴースト、ファントムと共有されている、「Architecture of Luxury」アルミニウムスペースフレームを採用する同ブランド初のフルエレクトリックモデルとなる。

初めて捉えたコックピットには、フラットな3本スポークを備えるステアリングホイールを装備、円形レジスターなどSUV『カリナン』のレイアウトと一致していることがわかる。またBMWのカーブドディスプレイに似たデュアルディスプレイセットアップを備えているようで、おそらくBMW「iDrive8」インフォテイメントソフトウェアのロールスロイス専用バージョンを提供する可能性があるだろう。

エクステリアでは、同ブランドの特長的なグリルを装備、直立したフロントエンドの両サイドには分割されたデュアルヘッドライトが配置されている。後部ではロールスロイスの典型的な四角いテールライトのように見えるLEDが確認できるほか、複雑なディフューザーを装備、EVのためエキゾーストパイプは見当たらない。

EVスペックは、BMW「i7」と大部分を共有するとみられ、120kWhのバッテリーとデュアルモーターを搭載し、最高出力600〜650psを発揮、航続距離は700kmと予想される。

スペクター市販型は、250万km (150 万マイル) のテストおよび開発プログラムを終了した後、2023年内にワールドプレミアが期待されている。

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