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【スクープ】フォルクスワーゲンの次世代EVサルーン「ID.7」、ワゴンボディも導入へ!

コクピットには新設計の15インチのインフォテイメントスクリーンを搭載

VWは、ラスベガスで開催された「CES 2023」にて、次世代EVセダン『ID.7』プロトタイプを初公開したが、その市販型をカメラが捉えた。

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CESで公開されたプロトタイプでは、ヘッドライトやバンパー周辺を偽装していた他、ボディ全体をデジタルカモフラージュしていた。しかし、ラスベガスから遠く離れた、フィンランドで捉えたプロトタイプは、シンプルなムーンストーングレーの塗装で、ボディパネルの大部分は完全に覆われていない。

このプロトタイプで唯一のカバーは、フロントエンドだ。グリルはステッカーのように見えるほか、バッジはカバーされ、カモフラージュはヘッドライトまで伸びている。しかし、バンパー形状はより鮮明に見え、キャビンの形状、ホイールアーチの上に配置されている流れるようなキャラクター、セミフラッシュのドアハンドル、サイドシルなどが確認できるほか、アロイホイールもCESのものとは異なっていることから、最終市販型により近いと言えるだろ。

そのほか、LEDヘッドライトはパサートを模倣しており、後部では、テールライトのグラフィックを隠し、ダミーの排気管を装備。だが、クラムシェルボンネット、プロポーション、および空力的なシルエットは、これがIDシリーズであることを示していると言っていいだろう。

キャビン内では、新設計の15インチのインフォテイメントスクリーンを搭載、温度と音量を制御するための照明付きスライダーが下部に配置される。その他の技術的特徴では、、デジタルインストルメントクラスター、拡張現実ヘッドアップ ディスプレイ、キャビン内の特定の領域に温風または冷風を送る「スマートエアベント」を備えた最新鋭の空調システムを装備する。

市販型では、VWの「モジュラー・エレクトリック・ドライブ・マトリックス」プラットフォーム (MEB)を採用、ホイールベースの長さは116.9インチ(2,969 mm)で、広々としたキャビンが期待できる。またWLTP サイクルで最大 700 km (435 マイル) の航続を実現する。

ID.7市販型は2023年第二四半期にデビュー予定となっており、セダンの後にはワゴンボディ「ID.7 ヴァリアント」の導入が噂されている。

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