ワールドプレミアは2024年内で生産台数は828台の予定
フェラーリが現在開発中の、次世代ハイパーカー『F250』(社内コード)最新プロトタイプをカメラが捉えた。
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捉えた開発車両は、「296」のヘッドライトや「SF90」のテールライトを装着するなど新旧コンポーネントを寄せ集め厳重にカモフラージュしている。ただし、巨大なフロントエアインテークや、ボンネットのワイドなベントが見てとれるほか、側面は生産ボディのようで、フォード「GT40」や「ラ・フェラーリ」を彷彿させるようにドアがルーフまで伸びている仕様であることがわかる。
またフロントウィンドウの下隅には、高電圧を示すステッカーが貼られており、電動モデルであることが確認できる。リアエンドでは、円形のデュアルエキゾーストパイプが装着されているが、これはダミーだ。本物の排気管は少し上に配置され、メッシュの後ろに隠されている。
多層のサイドエアインテークは、シートの後ろに大きなエンジンがあることを示唆している可能性もあるが、噂では、V12がダウンサイジングのハイブリッドパワートレインに取って代わられると伝えられている。それがV6になるのか、V8になるのかは現段階で不明だが、少なくとも1つの電気モーターを積み最高出力は1,000ps以上を発揮するだろう。「499P」ル・マン ハイパーカーには、296 GTB/GT3 から採用されたV6エンジンが搭載されているため、このラ・フェラーリ後継モデルが6シリンダーであっても驚くことではないだろう。
F250のワールドプレミアは2024年内と予想され、クーペに続いて2024年後半にはスパイダーとハードコアXXが登場する予定だ。総生産台数は828台と考えられており、内訳はクーペ599台、スパイダー199台、XXは30台となっている。