展示車の先代クラウンパレードカーは子供たちに大人気!
2025年も明けて早1か月が過ぎようとしていますが、多くの自動車関係者にとって「ここが新年のご挨拶の場」という方が多いと思われる「東京オートサロン」。私もほぼ毎年足を運び、今年も1月10日のプレスデーに取材で行きましたが、今回は早々に退散し、京都に向かいました。
京都では翌日の1月11日、京都市立下鳥羽小学校で行われた「新春もちつきカルタ大会」へ。イベント自体は主催が下鳥羽少年補導、そこに共催として下鳥羽小学校PTA 、下鳥羽女性会、下鳥羽福祉協議会が、以前から「もちつき大会」を行っていたそうですが、「もちつき大会」自体、コロナ禍などがあり6年ぶりの開催だそうです。。
しかも今回はアイシンと立命館大学デザイン科学研究所が共同研究で作った「性被害やっつけたるわファミカルタ」を使っての「カルタ大会」もプラス。さらに地元の京都トヨタ自動車が車両展示などで加わり、パワーアップして「新春もちつきカルタ大会」が開催されました!
私がそもそも小学校を訪れるのは数十年ぶり! 校舎って、校庭って、こんなに小さかったっけ? 水飲み場ってこんなに低いの?
小学校の校庭に並べられた車両は5台で、2台は京都トヨタがサポートし、2024年に「TOYOTA GR Racingラリーチャレンジ」に参戦した「GR86」と「アクア」でした。そのうち「GR86」は、ハンディキャップドライバー仕様で手動運転装置(アクセルやブレーキ操作を手動で行える装置)が備わっていて、京都トヨタの契約ドライバーで車いすを使用する佐藤友治選手の車両です。
そのほかにGRガレージカラーの車両が3台で、その中の「ランドクルーザー30」0は、2024年の「ラリージャパン2024」の競技車両の最後尾を走り、コースをチェックする「スイーパー」を務めた「ランドクルーザー300」と、同じくGRカラーは最新&大人気のランクル「ランドクルーザー250」。そしてもう一台はチビッコたちに一番人気だった先代クラウンのパレードカーです。野球やお相撲などの優勝パレードの時に選手や関係者が乗るオープンカーで、乗り込み可能。さらに後席で旗を振ると、絶好の栄え写真となるため大人気。なんでも席の取り合いが起きたそうです(笑)。
「カルタ大会」は体育館の中で行われましたが、相変わらず中は寒いし、跳び箱や子供の机は思ったより低かったです。そして、初めて訪れた小学校なのに、なんだかちょっと懐かしい雰囲気を感じました。
床に畳を敷き、使用したカルタは自動車部品のグローバルサプライヤー「アイシン」と「立命館大学」が産学連携共同研究で作った「性被害やっつけたるわファミカルタ SNS編」。こちらは「2024年のグッドデザイン賞」を受賞し、社会課題である「こどもの性被害」のうち「SNSに起因するこどもの性被害」に着目し、楽しみながら難しい問題を親子で認識し、考え、注意することで、社会問題の解決を目指しているそうです。
かるた大会は事前予約制で3回開催され、どの回も大盛況! 小さなお子さんや親子でも楽しめるのいいですね。飛び入り参加や大人のグループも体験していました。
一方屋外では、もうひとつのメインコンテンツ、もちつき大会が開催! こちらは下鳥羽少年補導会と婦人会のみなさんがもち米を炊き、子供たちが順番に石の臼杵で餅をつく体験。そこに婦人会の方が水を足してお餅をひっくり返してまんべんなくつき、つきたてのお餅を婦人会の皆さんが味付けをしてふるまいます。私も1ついただきましたが、さすが京都! 丸餅だ~~~! 4種類の味付けがありましたが、私は初の白みそにしました!
お味は…うーん、一番人気の「きなこ」にすればよかったかも!?(笑) ほかにもお茶会も開催されていましたが、どこも大盛況でしたよー。