
今後の市販モデルとの関連は如何
オペルは2025年8月13日、ドイツのミュンヘンで来月開催される「IAAモビリティ2025」(会期:9月8日~14日)にて、ブランドの未来を示す新たなコンセプトカーを世界初公開すると発表した。
【画像6枚】ディテールからも熱気が伝わる! 細部写真から全体へ想像を膨らませよう
「GSE」の進化と新たなデザイン言語
この発表に併せて、車両の細部を捉えた予告画像が数点公開されているが、それらの画像からは、このコンセプトカーがオペルの高性能サブブランド「GSE」との明確な関連性を持つことがわかる。スリムなレーシング・ステアリングホイールには新しいGSEロゴが配されているが、これはオペルがこのコンセプトカーでバッテリーEVの性能の限界を探求することを示唆するものだ。
エクステリアでは、空力性能を追求したとおぼしきデザインのホイールが目を引く。このホイールに見られる三角形の要素は、かつての象徴的なラリーカー、オペル・マンタ400を彷彿とさせるものだ。また、デザインの中心となる「オペルコンパス」は新たな解釈で進化を遂げたようである。イルミネーションで光るオペルのワードマークを中心に、垂直・水平のラインが組み合わされている。
サーキット志向のインテリア
インテリアもモータースポーツからの影響が色濃く感じられる。未来的なデザインの軽量ドライバーシートや、はっきりと確認できるロールケージがその特徴だ。これらの要素は、このコンセプトカーがサーキット走行を強く意識していることを示すものと言えるだろう。
オペルCEOのフロリアン・ヒュッテル氏は、「我々のコンセプトカーは、今後の市販モデルを予告するものであり、その魅力的なデザインで世界中の自動車愛好家を魅了するだろう。詳細は近日中に公開するので期待してほしい」とコメントした。
オペルは6月に、ブランド初の全電気式ハイパフォーマンスカー「モッカGSE」と、その量産予定を発表しており、今回のコンセプトカーはそれに続くGSEの次なるステップを示すもの思われる。車両の正式名称やさらなる詳細は後日発表され、9月のIAAモビリティ2025でその全貌が明らかになる予定だ。
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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。