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BMWは2026年2月19日、オーストラリア発のライフスタイルブランド「DEUS EX MACHINA(デウス・エクス・マキナ)」とコラボレーションしたMINIのコンセプトモデル「The Skeg(ザ・スケッグ)」の日本初公開を発表した。2月28日から3月1日までの2日間、東京・墨田区のDeus Ex Machina Asakusaにて特別展示される。サーフカルチャーと電動モビリティが融合した、走る芸術品とも呼べる一台の全貌に迫る。
【画像38枚】鮮やかなイエローに刻まれた白い「X」のルーフ。走る芸術品「The Skeg」の全貌を見る
世界を驚かせた対極の双子モデル
昨年ドイツ・ミュンヘンで開催された「IAAモビリティ2025」において、MINIとデウス・エクス・マキナのコラボレーションが発表された。両ブランドが共有するマシンや創造性への情熱から生まれたのは、正反対の個性を持つ2台のワンオフカーである。内燃エンジンを搭載した純血種のレーシングマシン「The Machina」に対し、静かなる電動の反逆者として生み出されたのが、今回日本に初上陸する「The Skeg」だ。これらはモータースポーツへの情熱とカスタムカルチャーへの敬意を結実させたものであり、ルーフには両者の共創を示す白い「X」のグラフィックが大胆に描かれている。
サーフカルチャーを体現する革新的なディテール
海のスピリットから生まれた「The Skeg」は、最高出力190kW(258ps)を誇る完全電気自動車(BEV)「MINI JCW E」をベースとしている。鮮やかなイエローとシルバーのボディカラーを纏い、ワイドフェンダーや発光するフロントグリルがスポーティな存在感を放つ。特筆すべきは半透明のグラスファイバーパネルの採用で、これにより車重を15%削減し空力性能を高めている。リアには、サーフボードが波面を滑るように空気の流れに反応するフレックス・チップ・サーフ・スポイラーを備え、海岸沿いの道でMINI特有のゴーカート・フィーリングを楽しむための、純粋な電気の自由を提供する。
不完全さの美を追求したこだわりの室内空間
室内は、まるで移動式のサーフショップのような独自の世界観が広がる。ウェットスーツを収納できるグラスファイバー製トレイや、ネオプレン素材で覆われた軽量レーシングバケットシートなど、サーフカルチャーへのオマージュが散りばめられている。ダッシュボードにはサーフボードの構造技術が応用された。あえて縫い目を見せ、機械的な感触を強調するスイッチ類を配したコックピットは、光沢仕上げを避けて素材の質感を活かしている。この完璧さよりも本物であることを追求する手作り感のあるアプローチは、デウス・エクス・マキナの精神と深く共鳴している。
浅草の会場で体感する特別な2日間
この特別なコンセプトモデル「The Skeg」は、東京ミズマチ内に位置するDeus Ex Machina Asakusaにて、2026年2月28日と3月1日の2日間にわたり展示される。日本初公開となる今回のイベント会場では、車両展示に加えて、日本限定となるTシャツやトートバッグなどの特別なコラボレーションアイテムも販売される。さらに初日である2月28日の午後には、DJプレイによる音楽を楽しめる特別なイベントも予定されている。レーシング・ヘリテージと現代的なデザイン感覚がシームレスに融合した世界を、直接体感できる貴重な機会となる。
■展示概要
日程:2026年2月28日(土)~3月1日(日)
会場:Deus Ex Machina Asakusa(東京都墨田区向島1-2-8 東京ミズマチ ウエストゾーン)
https://jp.deuscustoms.com/pages/store-list
車両展示:The Skeg
イベント特設webサイト:https://www.mini.jp/ja_JP/home/campaign/MINIxDEUS.html
【ル・ボラン編集部より】
最新のBEVと土臭いカスタムカルチャー。相反する要素が見事に調和する点に「The Skeg」の真価が宿る。MINI JCW Eが誇る強烈なトルクとしなやかな走りは、ミニ伝統のゴーカート・フィーリングの再定義である。あえて縫い目を見せる粗削りな室内は、デジタル全盛の現代に本質を求める趣味人には最適だ。雑味がない電動の走りとサーフカルチャーの哲学が濃密に交差する、実に痛快な一台といえる。
【画像38枚】鮮やかなイエローに刻まれた白い「X」のルーフ。走る芸術品「The Skeg」の全貌を見る



