





















































価格はアンダー500万円!
ステランティスジャパンは、ジープ初の四輪駆動ハイブリッドモデル「Jeep Avenger 4xe Hybrid(ジープ・アベンジャー・フォーバイイー・ハイブリッド)」を、2026年3月5日、全国のジープ正規ディーラーにて発売した。希望小売価格(税込)は4,990,000円。
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ジープ初の48VハイブリッドAWD搭載
アベンジャーは、日常で扱いやすいサイズにジープらしい冒険心あふれるデザインと機能性を凝縮したとされる、コンパクトSUV。2024年9月発表の電気自動車(BEV)モデルに続き、今回新たに四輪駆動ハイブリッドモデルが加わったかたちだ。走行状況によってフル電動走行も可能なハイブリッドシステムに、ジープ伝統とされる四輪駆動性能を組み合わせ、快適な日常使いと本格的な走破性能を両立したという。
パワートレインは、1.2L直列3気筒ターボエンジンに、始動用と前輪駆動用の2つのモーターを配し、さらにリアアクスルに後輪駆動用のモーターを組み合わせた、48VハイブリッドAWD(=All Wheel Drive)システムを搭載。これはジープとして初めて導入されるパワートレインとなる。
市街地ではモーターによる電動走行での発進を基本とし、走行状況によっては約30 km/h まで電気モーターによる走行が可能。信号等での減速時にもスマートにエネルギー回収を行うとのことで、欧州仕様の実走行評価においては市街地走行時間の50%以上をエンジン停止状態で走行した実績を持つという。
●エンジン:1.2Lガソリンターボエンジン
●モーター:フロント 15.6kW、リア 21kW
●システム合計最高出力: 145ps
●トランスミッション:6速デュアルクラッチオートマチック
●燃費:19.0km/L(WLTCモード)
ドライブトレインには、電動モーターと、走行モードに応じての制御を組み合わせた、電動AWDシステムが採用されており、速度域に応じて前後の駆動力配分を自動で最適化するという。路面状況やドライバーが求める走行スタイルに応じて、走行特性や駆動力配分を最適化する走行モードシステム『Selec-Terrain(セレクテレイン)』には、AUTO、SPORT、SNOW、SAND/MUDの4つの走行モードを設定。
AUTOモードでは、0〜約30km/hにおいて電動モーターによるFWD(前輪駆動)走行、約30〜90km/hにおいてはオンデマンドAWD(必要時のみ後輪に駆動力を付与)、そして約90km/h以上では、効率を優先した前輪駆動へ切り替わり、高速走行時も安定した走行を実現するとのこと。SNOWやSAND/MUDを選択した場合、0~約30km/hでは常時AWDに設定され、必要に応じた走破性を確保。
後輪側には、減速比22.7:1のリデューサーを介して駆動力を増幅する電動モーターを搭載。1900Nm相当のホイールトルクを発生させることで、ぬかるみ・雪道・砂地などの滑りやすい路面でも高い走破性を実現すると同時に、力強い牽引力を発揮するという。さらにヒルディセントコントロールを標準装備し、急な下り坂でも車速を一定に保ちながら安定した走行をサポートするとのこと。
サスペンションはリアに4xe Hybrid専用に設計されたマルチリンク式を採用、荒れた路面での走破性向上や、オンロードでのコーナリングおよび高速走行でも快適な乗り心地と安定した走りの実現が図られている。最下部のスプリングリンクにはラバー塗装を施し、悪路での金属面へのダメージを防止する等、細部まで配慮されている。
アベンジャーの基本デザインはそのままに専用部分も
エクステリアでは、ジープの象徴7スロットグリルや台形ホイールアーチ、大きく張り出したフェンダーなどの造形はそのまま、さらにジープの他モデルでも用いられている、遊び心を感じさせるアイコン(隠れキャラクター)も健在。ジェリ缶の形状からインスパイアされた”X”のLEDリアライトをはじめ、”X”をカモフラージュデザインに仕立てた「X‑camo(エックスカモ)」を、様々な部位に展開している。
4xe Hybridにはよりオフロード指向のデザインと装備も採用されている。例えばフロントバンパーは専用デザインで、フェイシア下部はアプローチアングルをBEVモデル比で2度拡大した形状としたうえ、傷が目立ちにくいというモールドインカラー素材を採用。フォグランプはBEVモデルよりも高く、外側寄りに配置、視認性向上を図った。ルーフレールやリア牽引フック、全天候対応のオールシーズンタイヤも標準装備する。
また、専用のシグネチャーデザインとして、フロントバンパーの“X”アクセントやリアに配した”4xe”エンブレムに加え、ホイールをブラック仕上げとすることで、力強さと精悍さを強調。フロントバンパー下部には渡河性能400mmを示すジープダックのマーキングを施しており、ここにも遊び心が見られる。
撥水加工ファブリックシート採用のインテリア
室内は「Design to Function(機能性あってのデザイン)」をテーマとし、視認性の高いフルカラーの10.25インチ・マルチビューディスプレイと10.25インチのタッチパネルモニターを装備。優れた操作性と見やすさを両立させたという。ダッシュボード下部、大型センターコンソール、ドアポケットには合計約26Lの収納スペースを確保。ヘッドライナーとダッシュボードにも専用“4xe”ロゴが配されている。
シートには、雨天時やアウトドア後の泥はね、水濡れもすぐに拭き取れる、実用性と耐久性に優れた撥水加工のファブリックを採用。なお、ここにも「X‑camo」模様が取り入れられている。
運転支援機能も充実
また、「Avenger 4xe Hybrid」には各種の運転支援機能が標準装備されており、市街地からアウトドアまで、ドライバーの安全サポートが図られている。標準装備となるのは、アダプティブクルーズコントロール(STOP & GO機能付)やレーンポジショニングアシスト、レーンキーピングアシスト、トラフィックサインレコグニション、衝突被害軽減ブレーキ、ライバーアテンションアラート、ブラインドスポットモニター、ハンズフリーパワーリフトゲートなど。
ボディカラーは新色の「コンクリート」に加え、「サン」、「ボルケーノ」、「スノー」の4色展開。サンルーフと18インチアルミホイールを装備しデザイン性と開放感の向上を狙ったスタイルパック仕様(5,170,000円、税込)も用意されている。
発表記念の限定車「ローンチエディション」
アベンジャー4xeハイブリッドの発表にあたって、これを記念した特別モデル「Jeep Avenger 4xe Hybrid Launch Edition(ジープ・アベンジャー・フォーバイイー・ハイブリッド・ローンチエディション)」が100台限定で発売されている。希望小売価格(税込)は5,090,000円。
このモデルではボディカラーに白色の「スノー」を採用、ボンネットにはAvengerのサインを含む専用フードデカールをあしらい、フロントまわりにはグリーンのアクセントを配している。さらにブラックペイントルーフによって精悍な個性を強調した、特別な装いが特徴だ。
【ル・ボラン編集部より】
都市型コンパクトBEVとして産声を上げたアベンジャーだが、ジープの魂はやはり四輪駆動にある。今回の「4xe」は、1.2Lエンジンと48Vハイブリッド、そしてリア電動モーターを組み合わせることで、都市部での洗練されたマナーと泥濘地での走破性という相反する要求を現代的な手法で巧みに両立させた。先行するFFのBEVモデルで見せた軽快なフットワークが、専用設計のリアサスとAWD化によっていかに深化しているか。ジープたる矜持をアンダー500万円の現実的な価格で提示した意義は大きい。なお、ル・ボランWebではこのアベンジャー4xeについて、追って試乗レポートをお届けする予定なので、楽しみにお待ちいただきたい。
【画像56枚】燃費19.0km/Lで悪路もイケる! ジープ初の48VハイブリッドAWD搭載「アベンジャー 4xe」の詳細を確認



