コラム

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妥協なき「人馬一体」の追求。魂動デザインと至高の直列6気筒に宿るマツダの哲学【マツダ最新ディーゼル完全解剖】〈PR〉

マツダCX-80
現在のマツダはSUVモデルを中心としたラインナップとなっている。FRベースのSUVとして2022年に発表されたCX-60(手前)に加え、3列シートを備えたフラッグシップモデルのCX-80(右)、グローバルで最量販車種となっているCX-5(奥)、スタイリッシュなコンパクトSUVのCX-30は、まさにその中心となるモデルだ。
CX-60、CX-80では、魂動デザインの考え方を一歩進め、美しさだけでなく逞しさや力強さといった要素が加わり、堂々たる存在感を示す。
2025年のジャパンモビリティショーでワールド・プレミアされたマツダ VISION X-COUPE(マツダ・ビジョン・クロスクーペ)。2017年に「世界一美しいコンセプトカー」と絶賛されたマツダ VISION COUPE(マツダ・ビジョン・クーペ)の考え方をさらに進めて引き算の美学を極めたモデルだ。
VISION X-COUPEと同時に公開されたマツダ VISION X-COMPACT(マツダ・ビジョン・クロスコンパクト)。魂動デザインの可能性をミニマルに表現した。かわいらしさと美しさを共存させたインテリアのデザインも秀逸。
VISION X-COUPEと同時に公開されたマツダ VISION X-COMPACT(マツダ・ビジョン・クロスコンパクト)。魂動デザインの可能性をミニマルに表現した。かわいらしさと美しさを共存させたインテリアのデザインも秀逸。
魂動デザインの正当進化形といえる次期型CX-5。現行型でも古さを感じることはないが、時代の流れを捉え、着実にアップデートを果たしている。ボディはやや大型化され室内空間が拡大される。ただしSKYACTIV-D 2.2のディーゼルエンジン搭載車は設定されない。ディーゼルエンジン搭載のCX-5を狙いたいなら今が最後のチャンスだ。
第33回「Festival Automobile International(国際自動車フェスティバル)」において「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」に選出されたマツダVISION COUPE。魂動デザインの真骨頂ともいえる美しい4ドアクーペ。
ミッションには自社開発のトルコンレス8速ATを採用。ダイレクト感も効率に貢献するほか、コンパクトなスペースでの4WD化にも貢献している。熟成が進んだCX-60のマイナーチェンジ後モデルやCX-80ではシフトショックやノイズの大幅低減に成功している。
CX-60やCX-80に搭載される直列6気筒3.3Lディーゼルターボエンジン。世界でも稀な存在となった大排気量の直列6気筒エンジン。48Vモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドモデルもラインナップする。
FRベースの新型プラットフォームを採用。欧州のプレミアムモデルの多くがFRベースである事実を踏まえ、新開発アーキテクチャで勝負を挑んだ。パワートレインだけでなく、サスペンションについても熟成が進み、後発のCX-80や後期型CX-60では硬めの乗り心地も改善されている。
質感の高いインテリアには定評があるマツダ。派手な演出や飛び道具的なギミックはないが、素材を吟味し、和のテイストを強く意識したデザインの完成度は、欧州でも高く評価されている。
「プレミアムモダン」グレードに採用されるナッパレザーシートは欧州車に優るとも劣らない質感の高さを誇り、ステッチワークやかがり縫いで仕上げられたダッシュボードなどは、他に類をみないテイスト。ボディデザインでは光と影や映り込みの美しさを重視する一方、インテリアでは手触りや風合いにこだわって居心地の良さを追求する。
「プレミアムモダン」グレードに採用されるナッパレザーシートは欧州車に優るとも劣らない質感の高さを誇り、ステッチワークやかがり縫いで仕上げられたダッシュボードなどは、他に類をみないテイスト。ボディデザインでは光と影や映り込みの美しさを重視する一方、インテリアでは手触りや風合いにこだわって居心地の良さを追求する。
「プレミアムモダン」に使われるパネル類は本杢(メープル)を使用する。広島は昔から家具作りが盛んな地であり、そんな家具作りや職人技から着想を得たそうだ。本杢ゆえ、一台一台木目柄が異なっている。
ユーノス・ロードスター(NA型)
マツダCX-80

マツダが貫く「走る歓び」の現在地と未来

「走りたい。を、つくりたい。」――マツダが掲げる新たなメッセージには、時代が変わろうとも決して揺らぐことのないクルマづくりへの情熱が刻まれている。ドライバーの意志とシンクロする「人馬一体」の走り、五感を刺激する至高の直列6気筒ディーゼルをはじめとするパワートレイン、そして見る者を魅了する魂動デザイン。妥協を許さないこれらの根幹技術は、いかにして生み出され、熟成されてきたのか。「マツダ最新ディーゼル完全解剖」シリーズの総論として、その奥深い哲学を紐解いていく。

【画像16枚】至高の直列6気筒ディーゼルとFRプラットフォーム。マツダの情熱が宿る「走りの心臓部」を写真で紐解く

名車RX-7やロードスターから受け継がれる「人馬一体」のDNA

マツダはオート三輪と呼ばれる三輪トラックを生産しているときから「走りの愉しさ」と「卓越したメカニズム」にこだわってきた。だから1960年代に未知のロータリーエンジン(RE)の研究と開発に乗り出し、世界で初めて量産化に成功。2ローターREを積むコスモスポーツを1967年に誕生させている。

その後、低重心、軽量コンパクトなREの長所を最大限に活かせるRX-7を開発し、スポーツカー市場に投入。レースでも大暴れし、代を重ねるごとに走りの質感を高めた。意のままの気持ちいい走りを満喫でき、独特のサウンドを奏でるRX-7は、21世紀を迎えると独創的なパッケージングのRX-8にバトンを託す。

ユーノス・ロードスター(NA型)

ユーノス・ロードスター(NA型)

RX-7とともにマツダの走りのエースを務めているのが「ロードスター」だ。すでに絶滅した、と思われていたFR方式のライトウェイト・オープン・スポーツを、平成元年・1989年に送り出し、センセーションを巻き起こしている。このロードスターがキャッチフレーズに掲げたのが「人馬一体」だ。1トンに満たない軽量ボディに1.6Lの直列4気筒エンジンを搭載、4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンションと、小気味よいシフトフィールの5速MTを組み合わせ「人馬一体」の走りが楽しめた。ロードスターの血脈は現在のND型へも受け継がれている。

Zoom-Zoom」から「SKYACTIV」へ。全モデルに宿る妥協なき操舵フィール

2002年4月、マツダは「Zoom-Zoom」のブランドメッセージを発信した。「ズームズーム」は自動車が走っているときに発する音のことで、動くものに対する感動を表している。地球環境にやさしい時代になってもマツダの首脳陣とエンジニアが追い求めているのは、いつまでも続く走る歓びと感動だ。見て乗りたくなる、そしてまた乗りたくなる、そういった歓びをずっと未来の社会にまで提供したいと考えているのだ。

マツダは、クルマの環境性能と安全性能を向上させながらサステナブル(持続可能)な未来の実現に向けて動き出した。そして、すべての人に「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を届けるために発表したのが「SKYACTIV」テクノロジーだ。クルマの基本となる技術のすべてをゼロから見直した。

現在のマツダはSUVモデルを中心としたラインナップとなっている。FRベースのSUVとして2022年に発表されたCX-60(手前)に加え、3列シートを備えたフラッグシップモデルのCX-80(右)、グローバルで最量販車種となっているCX-5(奥)、スタイリッシュなコンパクトSUVのCX-30は、まさにその中心となるモデルだ。

現在のマツダはSUVモデルを中心としたラインナップとなっている。FRベースのSUVとして2022年に発表されたCX-60(手前)に加え、3列シートを備えたフラッグシップモデルのCX-80(右)、グローバルで最量販車種となっているCX-5(奥)、スタイリッシュなコンパクトSUVのCX-30は、まさにその中心となるモデルだ。

「人馬一体」「走る歓び」を柱のひとつに掲げているSKYACTIVテクノロジーは、マツダのチャレンジスピリットそのものだ。創業時から走りの愉しさと安全にこだわるDNAは、スポーツカーだけでなくファミリーカーのマツダ3やSUVのCX-60など、全モデルに貫かれている。REを駆動ではなくモーターの発電用に使うMX-30ロータリーEVも運転が楽しいEVに仕上げられている。

安全と走りの愉しさを重視するマツダ車には、ドライビングポジションやペダル配置、そしてAT車の味付けなどにもこだわりを強く感じさせる。これは操舵フィールや乗り味にも言えることだ。どれに乗っても、クルマの荷重変化とタイヤのグリップ感が手に取るように分かる。開発者からの語りかけが濃密で、さらに遠くへ行きたいと感じさせるのもマツダ車らしい美点と言えるだろう。

世界を魅了する「魂動デザイン」がもたらす洗練と上質

「ひとりでも多くの人を笑顔にするために」は、マツダが創設時からモットーにしていることだ。熱い思いは誕生から100年を超えた今もマツダの伝統として受け継がれている。このユーザーへの愛は、こだわりの強さとなって作品に取り込まれている。マツダのブランドエッセンスは、メカニズムやデザイン、作り込みなどを見れば明快だ。

マツダは1990年代に「ときめきのデザイン」を持ち込み、自動車業界だけではなくデザイン関係者なども驚かせた。デザイン力は、ブランド力に直結することを「ときめきのデザイン」は証明している。そして21世紀になるとブランド価値の向上を目指して「魂動」デザインを掲げた。そのフィロソフィーを市販車のSUVとして具現化させたのが、2012年に誕生した、クロスオーバーSUVのCX-5だった。

魂動デザインの正当進化形といえる次期型CX-5。現行型でも古さを感じることはないが、時代の流れを捉え、着実にアップデートを果たしている。ボディはやや大型化され室内空間が拡大される。ただしSKYACTIV-D 2.2のディーゼルエンジン搭載車は設定されない。ディーゼルエンジン搭載のCX-5を狙いたいなら今が最後のチャンスだ。

魂動デザインの正当進化形といえる次期型CX-5。現行型でも古さを感じることはないが、時代の流れを捉え、着実にアップデートを果たしている。ボディはやや大型化され室内空間が拡大される。ただしSKYACTIV-D 2.2のディーゼルエンジン搭載車は設定されない。ディーゼルエンジン搭載のCX-5を狙いたいなら今が最後のチャンスだ。

これ以降、魂動デザインを他のモデルにも積極的に採用し、ソウルレッドなど、面質を際立たせるボディカラーも展開していく。統一感があり、直感的にカッコいいと感じさせるデザインは、多くのユーザーを魅了した。2025年秋のジャパンモビリティショーでは、心を揺さぶる次世代の魂動デザインを披露。「ビジョン・クロスクーペ」とコンパクトカーの「ビジョン・クロスコンパクト」も登場させている。

至高の直列6気筒ディーゼルからロータリーEVまで。独創のパワートレイン戦略

マツダらしさは、独創的なパワートレイン戦略にも見られる。いつの時代も走りの愉しさを追求しながら、誰もなし得なかった目標に向かって果敢に挑むのがマツダの真骨頂だ。時代に先駆けてロータリーエンジンやリーンバーンエンジン、ミラーサイクルなどを手掛け、現在は「SKYACTIV」テクノロジーによって理想の燃焼を追求し続けている。

BEVが急速に台頭する中、マツダはエネルギー事情やクルマの使い方によって多様な選択肢を用意し、内燃機関にも進化の余地があると考え、高効率で燃費のいい直列6気筒ディーゼルターボを開発した。REをモーターの発電用としたロータリーEVもマツダならではの技術革新だ。

2025年のジャパンモビリティショーでワールド・プレミアされたマツダ VISION X-COUPE(マツダ・ビジョン・クロスクーペ)。2017年に「世界一美しいコンセプトカー」と絶賛されたマツダ VISION COUPE(マツダ・ビジョン・クーペ)の考え方をさらに進めて引き算の美学を極めたモデルだ。

2025年のジャパンモビリティショーでワールド・プレミアされたマツダ VISION X-COUPE(マツダ・ビジョン・クロスクーペ)。2017年に「世界一美しいコンセプトカー」と絶賛されたマツダ VISION COUPE(マツダ・ビジョン・クーペ)の考え方をさらに進めて引き算の美学を極めたモデルだ。

ジャパンモビリティショーに参考出品したビジョン・クロスクーペは、カーボンニュートラル燃料で駆動する2ローターのロータリーターボエンジンとモーター、そしてバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドで、バイオ燃料を使った取り組みも進めている。

五感を満たす「上質」な室内空間。フラッグシップSUVに息づくクラフトマンシップ

2022年、マツダは世界市場を見据えてプレミアムSUVのCX-60を送り出し、ラージ商品群の充実を図った。上級モデルにはCX-80を、北米向けにはCX-70とCX-90を投入。このクラスでは、走りのよさや快適性に加え、「上質」であることが重要となるため、直接触れるインテリアは質感を重視しマツダらしい機能的なデザインでまとめ、メーターの大きさや書体、目盛りの間隔にまで細心の注意を払っている。さらに手触りのよさや風合いなどにも徹底的にこだわった。

質感の高いインテリアには定評があるマツダ。派手な演出や飛び道具的なギミックはないが、素材を吟味し、和のテイストを強く意識したデザインの完成度は、欧州でも高く評価されている。

質感の高いインテリアには定評があるマツダ。派手な演出や飛び道具的なギミックはないが、素材を吟味し、和のテイストを強く意識したデザインの完成度は、欧州でも高く評価されている。

素材感を大事にしながらステッチの色や縫い目のピッチまで綿密に検討し、スイッチの触感やクリック音などにも気を配っている。上質で居心地のいい空間、これはマツダ車に共通する美点といえる。

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フォト=佐藤亮太/R. Sato、MAZDA、LE VOLANT

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