ダイハツ新型「ロッキー」に待望の3列7人乗り「スペース」誕生へ
ダイハツの人気クロスオーバーSUV「ROCKY(ロッキー)」に、待望のフルモデルチェンジの噂が飛び込んできた。 1990年にライトクロカンとして誕生した初代ロッキーは、国内では1997年、海外では2002年に生産を終了している。その後、2019年に5ドアのクロスオーバーSUVとして「ロッキー」の名が復活した(なお、初代の後継車ではないとされている) 。それから約8年が経過し、ついに次期型の足音が聞こえ始めている。
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次期型における最大のトピックは、新型ロッキーをベースとし、ホイールベースと全長を大幅にストレッチした3列7人乗りモデルの導入である。その名称は、2022年に商標登録が確認されている「ROCKY SPACE(ロッキースペース)」が最有力とされている。ベースとなる次期型ロッキーも若干のボディ拡大が予想されるが、ロッキースペースは現行型の全長3995mmから4400mmへと大幅にストレッチされる。このサイズアップにより、大人7人が余裕で乗車できる居住空間を実現する見込みだ。
打倒シエンタ! アウトドア志向で独自の立ち位置を確立
市場における直接的なライバルは、トヨタの人気モデル「シエンタ」になると予想される。3列7人乗りのコンパクトSUVという希少性が最大の武器となり、シエンタにはない、アウトドア志向を強く掻き立てるデザインが多くのユーザーからの支持を集めそうだ。
ロッキースペースのエクステリアは、ベースモデルの良さを活かしつつ、より迫力のあるスタイリングへの進化が期待されている。フロントグリルには厚みのあるブラックガーニッシュを配置し、細くシャープなヘッドライトを採用すると予想される。さらに、フロントを取り巻くLEDデイタイムランニングライトの装備も見込まれている。大型で迫力満点なアンダーグリルは、ライトから繋がる斜めの鋭いカットが特徴的だ。サイドからリアにかけては大胆に跳ね上がるキャラクターラインを採用し、Cピラーにも段差を持たせたデザインが期待される。フロントエンドは次期型ロッキーと共有するが、Cピラー以降はロッキースペース専用のデザインとなる見込みだ。
燃費25km/Lのハイブリッドと最新安全装備を搭載
パワートレインや安全性能も、次世代モデルに相応しいアップデートが行われる。パワートレインには、1.0Lの直列3気筒ガソリンターボエンジンが設定される見込みだ。くわえて、アップデートされた発電用1.2L直列3気筒エンジンと電気モーターを組み合わせた「e-SMART HYBRID」も搭載されそうだ。
ロッキースペースは3列7人乗りのロングボディでありながら、ハイブリッドモデルで25km/Lという高い燃費性能が期待されている。安全面では、カメラやセンサーで前方車両や歩行者を検知し、運転ミスや見落としをサポートするシステム「スマートアシスト」の最新世代が搭載される。
気になる登場時期と価格帯については、次期型ロッキー(ベースモデル)は2027年7月の登場が予想され、価格は190万円〜250万円程度となる見込みだ。一方、ロッキースペースはベースモデルから少し遅れて2027年8月以降の登場が期待され、価格は230万円〜280万円程度となる予想だ。
コンパクトSUVの枠を超え、ファミリー層のアウトドア需要を丸ごと飲み込むポテンシャルを秘めた次期「ロッキー」。正式発表に向けて、今後の動向から目が離せない。
【ル・ボラン編集部より】
2019年に復活したロッキーは、5ナンバー枠の制約下でSUVの力強さと軽快な走りを両立させた。今回噂される「スペース」は、優れたDNGAプラットフォームを延長し、コンパクトボディに3列シートを収める野心的な試みだ。初代ロッキーがライトクロカンとして新たな道を拓いたように、新型は「多人数乗車=ミニバン」という現代の固定観念を打ち破る可能性を秘めている。日常の利便性と冒険心という二つの顔を、e-SMART HYBRIDがいかにまとめ上げるか、その手腕に期待したい。
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