『グランツーリスモ』にも欠かせない名車!
ランボルギーニは2026年6月18日、誕生60周年を迎える象徴的モデル「ランボルギーニ・ミウラ」について、その人気の裏付けとも言える、レースゲームとの関わりにまつわる見解を発表した。
【画像18枚】デジタル時代にこそ圧倒的な存在感を放つ、伝説のV12「ミウラ」の姿を見る
現代スーパースポーツの先駆けとなったミウラ
登場以来、高性能ロードカーの概念を根底から覆した存在として、ミウラは世代を超えた魅力を放ち続けてきたと言ってよいだろう。その初公開は1966年3月10日、ジュネーブ・モーターショーでのこと。モータースポーツから着想を得た横置きミッドシップV12エンジンを採用、現代のスーパースポーツカーの系譜を形作るに至った。先見性のあるデザインによって、ランボルギーニというブランドの方向性をも決定づけたのである。
そしてランボルギーニは今回、ミウラの伝統と革新性を新たな世代に伝えているのが、デジタル分野、特にビデオゲームの世界であるとの見解を公にした。
高度にデジタル化された現代においても、自動車の歴史や伝統はファンにとって重要な要素であり続けており、ゲームというインタラクティブな体験を通じ、当時を知らない若い世代も、ミウラの持つ唯一無二の価値や職人技、その歴史的背景を再発見し、体験することが可能となっている、という訳である。
歴代の名車が多数のビッグタイトルに登場
ミウラが収録されているゲームタイトルは多岐にわたり、現在でも幅広いプラットフォームでその走りを楽しむことができる。代表的な収録タイトルを挙げるとすれば、それは次のようになるだろう。
まずは、『Forza』シリーズ(『Forza Horizon 6』や『Forza Motorsport』を含む全タイトル。開発はTurn 10 Studios)。そしてもちろん、『Gran Turismo』シリーズ(ポリフォニー・デジタル)。『Asphalt』シリーズ(『Asphalt Legends Unite』など。ゲームロフト)や『Assetto Corsa』(Kunos Simulazioni)も忘れるわけにはいかないだろう。
さらに、『The Crew 2』、『The Crew Motorfest』、『Top Drivers』、『Rebel Racing』、『CSR Racing』などの人気タイトルも挙げられる。
こうしたゲーム内では、初期モデルにしてシリーズの祖である「ミウラP400」をはじめ、1968年から1971年にかけて生産された進化版の「ミウラS」、クラシック市場で最も高い人気を誇る「ミウラSV」、そして発売40周年を記念して製作されたショーカー「ミウラ・コンセプト」など、歴代のあらゆるバリエーションが登場している。
こうした状況についてランボルギーニでは、スピードと革新の象徴として自動車史に名を刻んだミウラが、現代のデジタル空間においてもアイコンとしての地位を確固たるものにしていると認識しているそうだ。「100%メイド・イン・イタリー」を掲げるランボルギーニの情熱と歴史は、バーチャルな世界を通じ、これからも世界中のファンにインスピレーションを与え続けていくのではないだろうか。
【ル・ボラン編集部より】
横置きV12という特異なパッケージが放つ官能的な咆哮と、気難しいアナログな操縦性。かつて我々がテストで味わったあの生々しい息遣いが、0と1のデジタル空間で若い世代を熱狂させている事実に時代の変遷を想う。最新のレヴエルトへと至る猛牛V12の系譜は、常に制御と野生の狭間で我々を魅了してきた。物理的な制約から解き放たれた仮想空間でこそ、ミウラが掲げた「官能という名の性能」は純粋な結晶として永遠の命を得る。古典的傑作が最先端のデジタル技術によって語り継がれる、現代ならではの幸福な伝承の形である。
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