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新型ディフェンダーに新境地「バーテックス」登場。110待望の6座仕様が示す、タフ・ラグジュアリーの現在地

バーテックス=頂点

ディフェンダーは2026年7月8日、新たなラインナップと大幅なアップデートを発表した。今回のハイライトは、洗練されたデザインと走破性の両立を目指した新グレード「バーテックス(VERTEX)」の登場である。

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位置づけはタフ・ラグジュアリー

新設された「ディフェンダー バーテックス」は、既存のX仕様と並び、都市部からアウトドアまで対応するタフ・ラグジュアリーな位置づけとなるモデルである。エクステリアには、シャドーアトラス・マット仕上げの専用前後バンパーや大型化されたフロントグリル、改良されたフォグランプが採用され、力強いスタンスを演出している。

さらに、グロスブラックのテールドア・スポイラーや、コントラストの効いたイエローのフロントブレーキキャリパー、および同色のリアリカバリーアイがアクセントとなっている。オンロードでの存在感を高めるボディ同色のロアボディクラッディングも追加された。

足元には、カルパチアングレーのコントラストを効かせた22インチのダイヤモンドターンド・サテンダークグレー・ティンテッドホイールが標準装備されるほか、22インチのグロスブラックや20インチのサテンダークグレーもオプションで用意。

ボディカラーはフジホワイト、サントリーニブラック、ウールストーングリーン、ボラスコグレー、カルパチアングレーに加え、南米の山々に着想を得たというパタゴニアホワイト・マットラップを用意。このマットラップ仕様は、従来V8やOCTAに設定されていたもので、今回Xにも選択可能になっている。全カラーにマット・プロテクティブ・フィルムを適用できるほか、グロス・プロテクティブ・フィルム(微細な傷を自己修復して耐久性を高める)も、全15色に選択可能となった。

インテリアは、エボニーまたはキャラウェイ/エボニーのウィンザーレザーと、新素材であるポリエステル100%のフォージドテキスタイルを組み合わせたシート、あるいはライトクラウド/ルナーのUltrafabricsシートから選択できる。90および110モデルには3ゾーン・クライメートコントロールやキャビンエアピュリフィケーションプラス、空気質センサー、家庭用プラグソケットを標準装備。130では4ゾーン仕様にアップグレードされる。

エクステリア・パックを新設

また今回、バーテックスのデザインにインスパイアされた「エクステンデッド・エクステリア・パック」が新たに設定され、X-Dynamic SE、X-Dynamic HSE(ハードトップ含む)、V8モデルで選択可能となった。

このパックには、シャドーアトラス・マット仕上げの前後バンパー、リアスポイラー、ボディ同色スペアホイールカバーが含まれる。ホイールは22インチのグロスブラック、20インチのサテンダークグレー、20インチのダイヤモンドターンド(グロスダークグレーコントラスト)、20インチのグロスブラックの4種類から選ぶことができる。

さらに、カラーパレットには南アフリカのナミブ砂漠にインスパイアされた新色「ナミブオレンジ」が追加され、S、X-Dynamic SE、X-Dynamic HSE、Xの90および110モデル、ならびにエクステンデッド・エクステリア・パック装着車で設定可能となった。

トロフィー・エディションもアップデート

2025年に復活した「ディフェンダー110 トロフィー・エディション」には、従来のケスウィックグリーンに代わり、ギリシャの黒い砂浜にインスパイアされたという新色、サントリーニブラックが設定された。

トロフィー・エディションはエクスペディション・ルーフラックや展開式ルーフラダー、レイズド・エアインテークなどを備え、スチールスタイルの20インチ・グロスブラックホイールやブラックのブレーキキャリパーを採用。サンドグロー・イエローのサイドグラフィックやボンネットデカールがアクセントとなっている。

インテリアはディープ・サンドグロー・イエローのクロスカービームが標準で、エボニー、キャラウェイ、またはライトクラウドのウィンザーレザーシートから選択できる。オフロードでの実用性を高めるため、グロスブラックのサイドマウント・ギアキャリアも装備される。

ディフェンダー OCTAのさらなる進化

極限のパフォーマンスを誇る「ディフェンダーOCTA」も進化を遂げた。ツインターボ・マイルドハイブリッドV8と6Dダイナミクス・サスペンションを搭載するこのモデルには、サルガッソブルーなどの既存ボディカラーに加え、新たにウールストーングリーンが追加された。

OCTAおよびOCTAブラックにはグロスブラックのテールドアスポイラーが標準装備され、OCTAブラックではチョップド・カーボンファイバー・エクステリア・パックが、今回初めてオプション設定されている。また、搭載される4.4LツインターボV8ガソリンエンジン(一部市場向け)は、エキゾーストマニホールドの変更により、より深みのあるV8サウンドを実現したとのこと。最高出力540ps/最大トルク750Nm、0-100km/h加速は4.4秒を誇る。

その他細かなアップデート

利便性の面では、「ディフェンダー110」に待望の6人乗り(2+2+2)レイアウトが追加された。2列目には独立したアームレストや手動リクライニングを備えるキャプテンシートを採用することで、3列目へのアクセスや後席の足元スペースを改善し、シート間にはツインカップホルダーと便利な荷物スペースが設けられている。

テクノロジー面では、生成AIを活用した新しい車載コネクテッド音声サービスが導入され、「ヘイ、ランドローバー」の呼びかけで、日常的な言葉を用いた自然な対話による操作や情報検索が可能となった。

また、S、X-Dynamic SE、X-Dynamic HSEグレード向けに、家庭用プラグソケット、ヘッドアップディスプレイ、Meridianサラウンドサウンドシステム、ClearSightインテリアリアビューミラーなどをセットにした「テクノロジー・パック」も新設定。

アクセサリー類も拡充され、最大350m先まで照らす9000ルーメンのエクスペディション・ルーフライトや、最大60L・12kgの荷物を収納できる施錠可能なテールドア・ギアキャリア、各種仕上げが選べるテールドア・スポイラーが追加された。

これらは、ルーフラックやラダーを含む「エクスプローラー・パック」、エアコンプレッサーや洗浄システムを含む「アドベンチャー・パック」、デカールや固定式サイドステップを含む「アーバン・パック」といった、用途別のパッケージにも含まれる。

パワートレインの刷新としては、実燃費を向上させるという新技術を採用し550Nmのトルクを発揮する新3L直列6気筒ガソリン「P380 MHEV」が導入された。また、一部市場では従来の2L 4気筒に代わり、470Nmのトルクを発揮する3L直列6気筒ガソリン「P300」が設定され、5L V8ガソリンエンジンの販売地域は限定されることとなった。

今回のアップデートについて、ディフェンダーのブランドディレクターであるマーク・キャメロン氏は次のように述べている。

「ディフェンダーのアップデートは、刷新されたデザインのディテールを提供し、そのタフさやオフロード走破性について妥協することなく、カスタマイズにおいてはお客様にさらに大きな選択肢を提供します。バーテックスとエクステンデッド・エクステリア・パックの導入は、既存のお客様および新規のお客様双方にとって、ディフェンダーの魅力を拡大する新たなキャラクターとなります」

【ル・ボラン編集部より】

無骨な実用車という出自を持ちながら、現行ディフェンダーはオンロードの洗練とオフロードの悪路走破性という相反する要素を高い次元で両立させてきた。今回新設された「バーテックス」は、その二面性をさらに先鋭化させたモデルである。泥濘地を厭わない本格的な機能を備えつつ、専用の意匠や大径ホイールによって都市空間でも際立つ存在感を放つ。単なるタフネスの追求に留まらず、現代の多様なライフスタイルを内包するプレミアムSUVへの昇華。独自の哲学を貫きつつ進化を止めない、彼らの巧みな戦略がここにある。

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※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
Photos: Jaguar Land Rover Automotive PLC
LE VOLANT web編集部

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