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世界限定8台の特別仕様車「BMW M8グランクーペ エイト・オブ・エイト」とは?

ラグジュアリークラス首位奪還の使命を背負う、BMW M最高峰モデル

BMW Mのフラッグシップモデルであり、クーペ、カブリオレに続く高性能ラグジャリーカーの旗手として、年内のローンチが予定されている4ドア・スポーツクーペのM8グランクーペ。

日本初上陸となるM8グランクーペ・ファーストエディション。2018年3月に初公開されたコンセプトを踏襲したボディカラーとゴールドアクセントが、エクスクルーシブなイメージを際立たせる。

昨年の北米LAオート・ショーでは、市販モデルの本格デビューに先駆けて3月からの生産が予定されている、世界限定400台のファーストエディションがワールドプレミアされたばかりだが、そのM8グランクーペ・ファーストエディションのプレプロデュース・モデルが密かに8台だけ作られ、その内の1台が年始早々に日本上陸を果たしたのだ。

センタークラスターのレタリングやヘッドレストに刻まれた「1 OF 8」も世界限定8台を示す。ブラック仕立てのシートは専用オーダーによるもの。

「8OF8」と称されるこのスペシャルモデルは、ファーストエディションと同様に625psを発揮する4.4L V8ツインターボを搭載した高性能版、M8コンペティション・グランクーペをベースとして、専用ボディカラーのオーロラ・ダイヤモンドグリーン・メタリックを纏い、エンブレムやキドニーグリル、ウインドーモールド、Yスポーク・アロイホイールなどの随所がゴールド・ブロンズに彩られる。また、レースマシン由来というイエローのLEDレーザーライトも特徴的だ。

世界限定400台のファーストエディションは導入見送りのため、年始早々に通関したばかりの「8 OF 8」が当面は国内唯一となる。

Bピラーやリアのモデルバッヂにゴールドでレーザーマーキングされた「1OF8」が世界限定8台の証であり、ほか7台はミュンヘン本社のBMW Weltに展示される1台と、イギリス、アメリカ、スイス、ベルギー、ロシア、カタールで選出されたVIPやアーティスト、実業家といったインフルエンサーの手に渡ることに。

日本を代表としてアジアで唯一のM8グランクーペ・ファーストエディション「8OF8」を委ねられた幸運なるオーナーもこの日のハンドオーバーに出席し、「単に所有するだけでなく、BMWの魅力を世の中に広めていくという栄誉あるミッションを担うことになります」とコメント。

事実、このM8グランクーペ・ファーストエディション「8OF8」は、この2月から名古屋を皮切りに大阪、東京で開催される、BMWのラグジャリー・クラスをフィーチャーしたスペシャルイベント、「BMW Beautiful Moments」の会場などで招待客に公開されることとなる。

ル・ボラン2020年3月号より転載
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萩原充

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