ロンドンを象徴する街、ビクトリアが名称に
ビー・エム・ダブリューは、MINIのエントリーモデルMINI ONEの3ドアおよび同5ドアモデルをベースに、BMWグループ100周年を記念した限定車「MINIビクトリア」を設定、6月23日より発売した。発売台数は300台で、税込車両本体価格は3ドアモデルが273万円、5ドアモデルが288万円である。
ビクトリアという名称は、英国ロンドンを代表する街のひとつに由来。バッキンガム宮殿をはじめ英国を象徴する歴史的建造物と、先進的な高層ビルが調和した場所である。さらに交通の要所よしても英国の発展に関わってきたビクトリアに、これからも時代を超えてMINIの魅力を発信し続けたいという想いが込められている。
MINIビクトリアは、ブレイジング・レッド・メタリック、ディープ・ブルー・メタリック、ペッパー・ホワイトの3色のボディを設定するほか、ミラーキャップやサイドストライプが専用となる。さらにクロームライン・エクステリアやホワイト・ターンシグナルライト、ナビゲーションパッケージ、シートヒーター、コンフォートアクセス、フロアマットが装備される。インテリアサーフェスはピアノブラックが採用された。
専用のミラーキャップは、ボディカラーがペッパー・ホワイトの場合ディープ・ブルーに、ブレイジング・レッドおよびディープ・ブルーの場合はホワイトとなる。
EU離脱を巡って目下、激震が走っている英国だが、MINIブランド発祥の地をフィーチャーした限定車の登場は、ファンにとっても喜ばしいことといえるだろう。