日常の延長線で遊べるクルマ
普段使いのサルーンで遊びに出掛けても、イマイチ気分がのらないなんてことはありません? それならば人気の高い軽クロスオーバーを休日のアソビ専用車にすることをオススメしたい。そこで俄然注目したいのが「スズキ・ハスラー」。“たかが軽自動車”とあなどるなかれ、走行性能はもちろん環境性能や安全運転支援システムは最先端。スズキの軽クロスオーバーならではのキュートなフォルムと軽快さは、体験してみれば目からウロコに違いない。それでもご不満というのなら、自分好みなスタイルにカスタムしてみてはいかがだろう? 国産ラインナップを中心にオリジナルのドレスアップパーツを開発してきたDAMD(ダムド)のマジックにかかれば、実用系軽自動車だってスタイリッシュで満足度の高いギアに変わるのだ。
HUSTLER Classico
まずはオフブルーメタリックの純正ボディカラーを活かした、「HUSTLER Classico(ハスラー・クラシコ)」を紹介しよう。このカスタムメニューのポイントは、昭和の東京オリンピック時代に活躍したFE型フロンテ・スズライトがモチーフのフロントまわりだ。丸目ヘッドライトと一体感のあるマットシルバーのフロントグリルにヴィンテージ「SUZUKI」エンブレムを前面にあしらったボンネットフードカバー。ボディ同色を避けたであろうシンプルなデザインのフロントバンパーといったところ。あえて選んだと思われるハロゲン式ヘッドライトも絶妙にマッチする。
ここにサイドのウッドデカールやクロームキャップのクリムソンDEAN CROSS COUNTRYホイール、ホワイトリボンタイヤまで組み合わせたら、イマドキのファニーな軽クロスオーバーはセンス抜群のレトロなパイクカー仕立てに変身。ナチュラルウッドを使ったスチール製の「trip basketルーフラック(別売)」を載せればコンプリート。もちろん奥さまのお買い物やムスメさんのお出掛け用として共有すれば、お父さんのポイントも爆アガり間違いなしだ。
HUSTLER Carabina
そしてもう一台、ハスラーをベースにした「HUSTLER Carabina(ハスラー・カラビナ)」だ。ネーミングのとおりオトコのアウトドア・ギア感満点に仕立てたこのモデル、フロントまわりにボディ同色仕上げのボンネットフードカバーと1970年代のLJ20型ジムニーをモチーフにした8スリットグリル、マットブラックのストレートバンパーとの組み合わせがポイントだ。純正クールカーキパールメタリックのボディにマッチするタフなマスクが「レトロ+アーミー」を演出するという、DAMDならではのデザインセンスが光る。
別売予定の軍用ステンシル風の「CARABINA」ステッカーやUSアーミーの星マークもオシャレポイント。ゴツイM/Tタイヤを組み合わせたクリムソンDEAN CROSS COUNTRYホイールも無骨なオトコの道具感に溢れている。この全身で遊びゴコロを表現したトータルコーディネートは達人ワザ。ブラックスチールのルーフラックにキャンプ道具やフィッシング用具を載せて、週末限定のアソビ専用車としてアウトドアに連れ出してみたい。