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【スクープ】これがトヨタ「アイゴXプロローグ」市販モデル、あのフロントマスクは採用される!?

「TNGA-B」プラットフォーム採用でシャーシの剛性やハンドリングが大幅に向上

トヨタは3月、次期「アイゴ」を示唆するコンセプトカー、「アイゴXプロローグ」を発表したが、その市販型となる最新プロトタイプをカメラが捉えた。

アイゴXプロローグは、欧州Aセグメントの属するコンパクト・クロスオーバー。コンセプトカーでは、左右ヘッドライトをLEDストリップライトでつなぎ、ホイールサイズを大型化、ボディをリフトアップするなど、これまでのアイゴを一線を画した大胆なエクステリアデザインを採用している。

これまでアイゴは、プジョー「107」やシトロエン「C1」とアーキテクチャを共有していたが、次期型ではトヨタ「TNGA-B」プラットフォームを採用することで独自路線へ変更、シャーシの剛性が大幅に向上するほか、乗り心地、ハンドリングなども快適に進化すると見られている。

豪雪のスカンジナビアで捉えた最新のプロトタイプは、オプションのキャンパスルーフを装備、スリムなオーバーハング、短く垂直しリフトアップされたボディが確認できるほか、リアエンドでは垂直テールライトを高く配置、リアウィンドウをブラケットで固定するなどXプロローグを彷彿させるデザインが見てとれる。

しかしフロントエンドでは、Xプロローグのダックグリルリップが控えめにされているほか、エアインテークも薄くワイドなデザインに変更されている様子が伺える。LEDデイタイムランニングライトは、コの字型であることが確認できるが、左右をつなぐLEDストリップライトの採用が注目だ。

アイゴ次期型はベルギーのブリュッセルで設計され、チェコのコリーン工場で生産される予定。デビューは、最速で2021年内、遅れれば2022年初頭と予想されているが、欧州トヨタ副社長であるマット・ハリソン氏は、「コンパクトセグメントは手頃な価格であるべきであり、フルエレクトリックが最適であるとは考えていません」と述べていることから、EVバージョンは当分設定されないだろう。

LE VOLANT web編集部

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