Eクラスに続きCクラスにもオールテレーンがラインアップ
メルセデスベンツは先日、ドイツ・ミュンヘンで開催される「IAAモビリティ」にて、新型クロスオーバー「Cクラス オールテレーン」をワールドプレミアすると発表したが、その実車をカメラが捉えた。
捉えた開発車両は、これまででもっともカモフラージュが軽く、ボンネット、ルーフ、ドア、サイドパネルなどが露出している。また2フィングリル、ラジエーターグリルと同じ光沢仕上げのバンパーなどが確認できる。市販型ではフロントバンパーとリアバンパーデザインが変更されるほか、アンダーボディプロテクションを備える可能性が高いだろう。
またEクラス オールテレーンでは、ステーションワゴンより29mm(1.14インチ)高く、リフトアップされたエアボディコントロールアクティブサスペンションにより、最大地上高は156mm(6.14インチ)となっており、Cクラスでも同レベルの変更が予想される。
パワートレインは、Cクラス2022年型と共有するとみられ、48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを標準装備する2.0L直列4気筒ターボ/ディーゼルなどが予想される。
VWはSUV需要により、英国市場から「パサート オールトラック」を排除、Cクラス オールテレーンも限定された市場でのみ提供されると思われる。ただし、「Eクラス オールテレーン」は日本や米国で提供されていることから、Cクラス オールテレーンも同市場への導入が期待できるだろう。