X5に続き2023年にワールドプレミアの予定
BWMは現在、ミッドサイズ・クロスオーバーSUV『X6』のLCI(Life Cycle Impulse)に着手しているが、その市販型予想CGを入手した。
現行型X6は2019年に発売、これが初の大幅改良となる。約1年前からプロトタイプを捉えており、今回の予想CGは最新プロトタイプをベースに制作、信憑性は高いだろう。
フロントエンドでは、キドニーグリがブラック加工されているほか、ヘッドライトは薄くシャープになると同時に內部LEDデイタイムランニングライトも角が少なくスポーティなグラフィックに刷新されている。その下バンパーには薄くなった中央インテーク、両サイドにはスリムなL字型コーナーエアインテークが配置されている。また後部ではリリフレクターが横から縦基調に変更されているほか、バンパー、ディフューザーが刷新されている。
キャビン内では、2つのデジタルスクリーンを備えた湾曲ディスプレイユニットを装備。1つは14.9インチのインフォテイメントシステム用で、もう1つは12.3インチのデジタルインストルメントクラスタであると思われる。おそらく、「iDrive8」インフォテインメントシステムが組み込まれるはずだ。
エンジンラインアップに関しては、最高出力265psを発揮する3.0L V型6気筒ディーゼルターボエンジンをはじめ、最高出力530ps、最大トルク750Nmを発揮する強力な4.4L V型8気筒ガソリンツインターボエンジンなどがキャリオーバーされる見込みだ。さらに「X5 xDrive 45e」と同様のプラグインハイブリッドが追加設定される可能性があるほか、「iX5ハイドロゲン」をベースとした水素燃料電池のバリエーションも噂されている。
BMWは2022年内に改良新型のX5を投入予定で、X6は2023年のワールドプレミアが期待できるだろう。