ティザー動画ではニュル北コースをテストドライブする様子が
BMWは5月、主力ワゴン『3シリーズ ツーリング』改良新型を発表したが、その頂点に設定される最強モデル、『M3ツーリング』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えると同時に、その内部を激写した。
キャッチしたプロトタイプは、先日公式リークされた開発車両と同様にボディ全体をカモフラージュ。しかし、その下はすべて市販型パネルで、スリムなヘッドライト、アグレッシブなエアインテーク、バブルボンネットフードを装備していることがわかる。
側面では、M3ツーリングに関するBMWのストーリーにリンクしているQRコードを貼り、後部ではスプリットタイプのルーフスポイラー、L字型LEDテールライト、ディフューザーを挟むクワッドエキゾーストパイプなどが確認できる。
初めて捉えたキャビン内では、3シリーズ改良新型と共有する「BMWカーブドディスプレイ」を搭載、12.3インチのインフォテインメントディスプレイと、14.9インチのコントロールディスプレイを配置、「iDrive8」をインストールしているはずだ。
今回公開されたティザームービーではニュルブルクリンク北コースをテストドライブする様子が映されているが、すでに非公式ながら7分30秒を計測したと噂されており、これが事実なら現在ワゴン最速であるメルセデスAMG『E63Sステーションワゴン』の7分45秒を抜き去ることになる。
M3ツーリング市販型のパワートレインは、3.0L直列6気筒の「M ツインパワーターボ」エンジンの最新バージョンを搭載、最高出力は480ps、最大トルク550Nmを発揮する。またコンペティションでは最高出力510ps、最大トルク650Nmを発揮するが、M3ツーリングでは、全輪駆動のコンペティションのみの発売が予想されている。
動画はコチラ