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【スクープ】内燃エンジン失う最初のモデルに! フィアット500の最強モデル「アバルト」のEV版をスクープ!

大径アルミホイールと大型化されたリアスポイラーを装備

フィアットは今年始め、2023年までに全ラインナップをフルエレクトリック化することを発表したが、主力『500』の最強バージョン『500 Abarth』(500アバルト)のEVプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

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フルエレクトリックの『500e』は、2020年に登場しているが、これが初のパフォーマンスモデルになると同時に、ブランドにとって内燃エンジンを失う最初のモデルの1つとなる。

捉えたプロトタイプは、分厚いカモフラージュをまとっているが、ベースモデルの500eと比較するといくつかのスタイリング変更が見てとれる。フロントエンドは吸気口などがよりアグレッシブになり、バンパーにはフェイクインテークと、アルミニウム製スプリッターを追加、グリルに配置される特徴的な「500」のバッジが、「Abarth」の文字に変更される予定だ。またサイドシルを延長し、足回りでは、大径アルミホイールを装着している。リアエンドでは、よりスポーティーに新設計されたディフューザー付きバンパー、さらに大型化されたリアスポイラーが装備されている。

ボディはワイド化されていないようだが、シャーシを改良、ブレーキを、強化しサスペンションのセットアップをより硬く設定することにより、ハンドリングが向上すると思われる。

そして最も重要なアップグレードは、より大きな42kWhのバッテリーパックを搭載する可能性があることだろう。ベースの500では、最高出力117ps、最大トルク220Nmを発揮、最高速度は150km/h(電子制御)だが、同ブランドCEOのオリバー・フランソワ氏は、すでにパフォーマンスのアップグレードを示唆しており、アバルトEVでは、それらの数値が大幅に向上すると噂されている。

500アバルトEVは、2023年前半のワールドプレミアが期待できそうだ。

LE VOLANT web編集部

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