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キャデラック「エスカレード」がマイナーチェンジ!フロントフェイスを新世代デザインに刷新、室内には大型ディスプレイを装備

新型発売記念の限定車も!

ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)は、新型「キャデラック・エスカレード」を、全国のキャデラック正規ディーラーネットワークで販売開始した。希望小売価格(税込)は、「エスカレード・プラチナム」が18,900,000円、「エスカレード・スポーツ」が19,500,000円。また、特別限定車「キャデラック・エスカレード・スポーツLAUNCH EDITION」(50台限定)も19,950,000円。

1999年に登場した初代モデルから数えて、2020年販売開始の現行モデルで第五世代となるエスカレードだが、今回エクステリアとインテリアをアップデート。ブランド初のEV「キャデラック・リリック」から採用されたキャデラック最新のデザイン言語を反映したかたちである。

エクステリアでは、ワイドなプロポーションをさらに強調する意図のもとフロントフェイスを刷新。縦型LEDヘッドなどがキャデラックらしさや存在感を演出している。また、ふたつのグレード「プラチナム」と「スポーツ」で異なるコンセプトのデザインとし、精悍さとエレガンスそれぞれの表現を狙った。

リアにはバーティカルタイプのコンビネーションライトを搭載し、力強さと品格を表現。新デザインのアロイホイールは従来の22インチだけでなく、24インチという大口径ホイールも新たに用意。エスカレードの持つスポーティさをさらに高めてくれるという。

新デザインのインテリア
インテリアはディスプレイを助手席側にも搭載して大型化。この湾曲型55インチHDカーブドフロントディスプレイは、8K解像度のドライバー用画面と4K解像度の助手席用画面が左右シームレスにつながれたもの。ドライバーには車載用として世界初の車両全周を映し出すサラウンドビジョンや、その他様々な車両情報を表示。助手席側の専用画面では足元のHDMI端子を利用することで、各種コンテンツや車両情報の閲覧が可能だという。

新しくなったインターフェイスは、センターコンソールに搭載されたタブレット型のコマンドセンターを中心に設計されており、エアコンやライト、シート調整などがコントロール可能。一方、キャデラック・クレストをあしらったジョグダイヤルや音量調整用の物理スイッチも引き続き装備している。ステアリングホイールは新デザインにリニューアル、これは往年のキャデラックをオマージュしたものとのこと。

内装の素材には天然木やセミアニリンレザーなどを使用。二層構造で断熱性と遮音性に優れるというパノラミック・パワーサンルーフ(電動サンシェード付)や、ヒーター&ベンチレーション機能付き12ウェイ調整フロントパワーシート、冷凍機能付き冷蔵庫なども装備される。また、シーンや気分に合わせたライティングをカスタマイズできるというアンビエントライトは、126色のカラーバリエーションを展開。

キャデラックがエスカレードで初めて車載用に採用したというAKG社製の車載サラウンドサウンドシステムは、36個のスピーカーによる驚異的な立体音響を実現、堅牢なボディと遮音ガラスなどの徹底したノイズ対策により、臨場感溢れる音響体験をお届けするとのことである。

5つの走行モードをスイッチひとつで選択可能
エスカレードに搭載される6.2L V8エンジンは、最高出力416ps、最大トルク624Nm。走行状況に応じて8気筒のうち4気筒/6気筒を休止させるダイナミックフューエルマネジメントを採用している。さらに最新の10速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、あらゆるシーンで新次元の走りが体感できるとされている。

また、WD HI / 4 HI / 4 LOW / NEUTRAL / AUTOの5つの走行モードを選べるAUTOTRACスピードトランスファーケースを搭載。AUTOモードは通常時は後輪駆動で走行し、スリップを検知した際には必要に応じて4WDに自動で切り替わる。新設された4 LOWモードでは、深い雪道や泥地などの悪路でもより高い走破性を発揮するとのこと。

利便性を向上させるアシスト付きドアとリアカメラミラー
センサーとモーターを内蔵した前後の「パワー・オープン/クローズ・ドア」が、強風時や傾斜地での開閉を制御し、障害物にも自動で配慮、ドア操作をサポート。電動アシストステップやソフトクローズ機能も標準装備される。リアカメラミラーは通常のルームミラーとして使用するだけでなく、デジタルミラーに切り替えることで広角な後方映像を表示、角度調整やズーム機能により視界・視認性を高めて、より安全なドライビング環境を実現するという。

新型モデル発売を記念した特別限定車も登場!
新型エスカレードの発売を記念した特別限定車、「キャデラック・エスカレード・スポーツ LAUNCH EDITION(ローンチエディション)」も、50台限定で同時発売となっている。これは新型エスカレード・スポーツをベースに、同グレードには通常設定されていないアージェントシルバー・メタリックをボディカラーに採用した、日本国内だけの限定バージョンだ。

さらに24インチ7スポークのパールニッケル・アロイホイールも装備されており、フロントとリアにはモノトーンのキャデラック・クレストを装着。専用インテリアカラーのシェアグレイ・ジェットブラックアクセントには、ファセットキルティングを施したセミアニリンのフルレザーが使用されている。

LE VOLANT web編集部

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